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これが正解【就活のワイシャツ】!選び方と着こなしをマスターして好印象

就職活動

「就活に備えて、しっかりとスーツを買った。革靴も用意した」
準備万端ですね。

一方で……
「ワイシャツはどうせ上からスーツを着るし、あまり力を入れなくてもいいかな」
そんな風に思っていませんか?

実は意外と第一印象に大きく影響しているワイシャツ選び。何気なく普段使っているワイシャツをそのまま身に着けると、思わぬマイナスポイントにも……!?
これを読んで、就活におけるワイシャツ選びと着こなしをマスターして、面接官からの第一印象を良くしよう!

いきなり結論!就活用のワイシャツはこれを選べばOK!

単刀直入にいえば、就活におけるワイシャツ選びは、次の3点を満たしたものを選んでおけば、まず間違いありません。

(1)ジャストサイズ
(2)色は白色の無地
(3)デザインは「レギュラーカラー

(1)ジャストサイズ
就活において、ワイシャツはジャストサイズを選ぶことが重要です。
ポイントは、肩幅首回り袖の長さの3点です。

まず肩幅は、肩の付け根にある骨の出っ張った部分(肩先点)を、両肩で一直線で結んだ際の長さに、ワイシャツのサイズを合わせるようにしましょう。自身の肩幅が分からない場合、お店で測ってもらうことも可能です。

次に首回りは、ワイシャツの第一ボタン(首元の一番上のボタン)まで閉めたとき、ワイシャツと首の間に人差し指1本分が入るゆとりを目安に選びましょう。あまりにゆとりがないと苦しくなってしまいますし、逆にゆとりがありすぎると、だらしない印象を与えてしまいます。

最後に袖の長さは、上からスーツのジャケットを着た時、スーツの袖口から1cm程度ワイシャツが見える状態が理想です。
意外と社会人でも、「ワイシャツの袖は、スーツの袖口から見えないようにするもの」と勘違いしているケースも多いため、注意しましょう。

CHECK:半袖のワイシャツはOK?
結論からいえば、就活において半袖のワイシャツはおすすめできませんスーツそのものの汚れや傷みが早まってしまうからです。
ワイシャツは、直接スーツと肌が触れることによる汚れの付着を防いだり、汗等で傷まないようにするという機能面での効果があります。スーツの袖口からワイシャツが見える状態にするのは、スーツの袖と素肌が直接触れて汚れないようにするという目的もあるのです。
基本的には長袖のワイシャツを着用するようにしましょう。

(2)色は白色の無地
就活においては、ワイシャツは白色の無地一択にしておけば、間違いありません。

ボタンに色が入っていたり、縫い目の糸がカラフルなものは、カジュアルな印象を与えてしまう可能性が高まりますので、避けておきましょう。

ちなみに薄いブルーのワイシャツは、一般的なビジネスシーンではスタンダードです。
しかし就活において、業界や企業によっては悪い意味で目立ってしまう可能性も、全くのゼロではありません。
マイナスの印象になる可能性が0.1%でもあるものは、就活において除外しておくと、余計な心配をせずに済み、安心して就活に臨めるでしょう。

(3)デザインは「レギュラーカラー」
昨今ではビジネスのカジュアル化もあり、様々なワイシャツのデザイン(主に襟の形)があります。ですが就活におけるワイシャツ選びの場合、襟の形が「レギュラーカラー」というデザインのワイシャツを選んでおけば、まず間違いありません。

「レギュラーカラー」は、最もスタンダードな襟の形です(就活生のみならず、皆さんがワイシャツを思い浮かべた際、まず思い浮かべる形です)。
就活のみならず、社会人になってからも、スーツに合わせるワイシャツとしてスタンダードなデザインですので、迷ったらまずこのデザインを選びましょう。

就活用のワイシャツは、こう着こなす。面接官から好印象をゲットしよう

次に、就活におけるワイシャツの着こなしを覚えておきましょう。次の3点を押さえておけば完璧です。このワイシャツの着こなしは、社会人になってからも通用するテクニックですので、今のうちにマスターしておきましょう。

(1)清潔感
(2)第一ボタン(首元の一番上のボタン)まで留める
(3)インナーはベージュのVネック

(1)清潔感
就活生に限らない話ですが、清潔感は重視すべきポイントです。ワイシャツは白色が基本のため、汚れやシミも目立ちやすいです。
また、ワイシャツにシワがあると、それだけで清潔感が大きく削がれてしまいます。着る前にアイロンをかけるなどして、シワも伸ばしておきましょう。

なお就活においては、清潔感を保つため、同じワイシャツを複数枚用意しておきましょう。ワイシャツによっては、シワにならない加工や防汚加工を施した種類もあるため、就活用のワイシャツをそういった種類のもので揃えるのも1つの手です。

(2)第一ボタン(首元の一番上のボタン)まで留める
就活の際、ワイシャツのボタンは第一ボタン(首元の一番上のボタン)まで留めるようにしましょう。
特に夏場等、移動の際や休憩時、第一ボタンを外すこともありますので、面接会場でそのままにならないよう注意しておく必要があります。

人によっては、「第一ボタンは留めなくても、ネクタイを締めるから大丈夫」と思うかもしれません。しかし第一ボタンをしないままネクタイを締めても、そもそもワイシャツの襟元が緩むため、かえってネクタイも一緒に緩んできてしまい、だらしない印象になってしまいます。
就活において、ワイシャツは第一ボタンまでしっかり留めるようにしましょう。

CHECK:クールビズの場合は?
企業によっては、昨今のクールビズ・カジュアル化により、必ずしもネクタイを締めた状態で面接に臨む必要のない場合もあります。
企業からクールビズを指定された場合、ワイシャツの第一ボタンは外して全く問題ありません。また、就活でワイシャツを複数種類揃える余裕がある場合、「ボタンダウン」のワイシャツを用意しておくのも1つの手です。
ただし「後々クールビズ指定があっても大丈夫なように」という意図で、最初からボタンダウンのワイシャツにネクタイを締めて臨むことはやめましょう。元々「ボタンダウン」のワイシャツは、カジュアルなものです。就活においてネクタイを締める場合は、必ず「レギュラーカラー」のワイシャツにしておきましょう。
社会人の場合、ボタンダウンのワイシャツにネクタイを締めているケースもあります。しかし就活の場合、余計なことで損をしないため、基本的には「レギュラーカラー」のワイシャツで臨んだほうが安全です。

(3)インナーはベージュのVネック
ワイシャツのインナーといえば白色が定番と思われがちですが、白色の場合、ワイシャツに透けてしまいます。スーツのジャケットを着ているから目立たないと思われがちですが、首元部分も透けてしまうため、意外と目立つポイントです。
首元はスーツで隠れない部分かつ、基本的に会話の際は顔を見て行うため、どうしても面接官の目に入ってしまうのです。

それを防ぐため、就活においてはワイシャツのインナーをベージュにしておくことがおすすめです。ベージュは肌の色に溶け込みやすい色のため、白色に比べ格段に透けにくくなります
また、先ほどのクールビズの場合にも備えて、Vネックのものを着用するとよいでしょう。第一ボタンを外した際にインナーが首元から見えることもないためスマートに見えます。

ワイシャツをマスターすると、就活での第一印象もアップ!

就活におけるワイシャツの選び方と着こなし方を、マスターできたのではないでしょうか。

もちろん、業種や職種によって求められる服装は異なりますし、ビジネスシーンでも服装のクールビズやカジュアル化が進んでいます。そのため、就活においてここで書いたようなワイシャツを着用していない=即駄目というわけではありません。

しかし就活のみならず、ワイシャツは目につきやすい部分です。
面接の場などに、本来的にはふさわしくないワイシャツを着ていると、第一印象で面接官に「この人を採用して大丈夫だろうか」といった不安を抱かせてしまう可能性も、全くないわけではありません。
就活におけるワイシャツ選び・着こなしの基準は、「お洒落・見栄えがよい」ということではありません。第一印象で「余計なことで損をしない」という基準で、ワイシャツを選ぶようにしましょう。

また、就活でのワイシャツに限らず、自分の服装やマナーに不安のある人は、就職ナビサイト主催のイベントに参加して正解を聞いておくということも方法の1つです。例えばブンナビ主催のイベントでは、就活の最前線にいるキャリアコンサルタントから、就活マナーや服装について、忖度なしに教えてもらうことができます。

就活は、エントリーシート対策や自己PRや志望動機対策ばかりに目が向きがちになるものの、やはり最後は人と人のコミュニケーションです。
そのため、就活で第一印象を磨いておくことも必要不可欠です。ワイシャツは相手の目に入りやすいことから、第一印象を大きく左右します。

少しワイシャツの選び方と着こなしに気を使うだけで、就活での第一印象をより良くできますので、ぜひ今回マスターしたことを実践してみてくださいね。

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