【この記事で分かること】
「合説は意味ない」と言われる理由
合説の参加の意味とメリット
合説に行くべき人・オンラインで十分な人
合説の効率的な回り方・準備
「合説」(=合同説明会)と聞いて、参加する意味はないのではないか?と思う人も多いと思います。
ですが、それは正しい合説の使い方を知らないだけかもしれません。
今回は合説に参加する意味と、参加のメリットや効率的な回り方、過ごし方を紹介します。
なぜ「合説は意味ない」と言われるのか?知っておくべき本当の理由
「合説」(合同説明会)とは、複数の企業が会場にブースを設けて説明会を行う就活のイベントのことです。
先輩や、すでに合説に参加したことのある友人から「合説は参加しても意味ない」と聞いたことがある人もいるかもしれません。
ではなぜ彼らは「合説は参加しても意味ない」と言うのでしょうか。
会場が広くて歩き疲れるから
対面形式の合説は一つの会場の多数の企業がブースを構えて行われるため、それなりに大きな会場で行われます。関東だと東京ビッグサイトなどが有名でしょう。
目当ての企業のブースのために広い会場を移動が必要なほか、人気企業はブースからあふれて立ち見になる場合もあります。とにかく足を酷使するので疲れやすいです。また夏は会場が暑く、冬は寒いため、わざわざ外に出て企業の説明を聞くのも億劫になってしまいます。
30分での説明では企業のことは分からないから
合同説明会での企業の1回あたりの説明は30分間であることが多いです。参加企業はこれを繰り返し、1日でできるだけ多くの学生との接触を試みます。30分間で業界、企業の説明、質疑応答を行うとなると話す内容もかなり限定されていくため、物足りなく感じる方も多いかもしれません。「だったら最初から企業が開催する説明会に行けばよかった・・・」と思ってしまう人もいるかもしれません。
大量のリクルートスーツの学生を見ると「社会の歯車」に見える
合説に行くとリクルートスーツを着た学生がたくさんいます。似たようなスーツに似たような靴や髪型・・・休日を返上して合説に参加したものの、自分も量産型の一部になった気分で疲れも増してしまうこともあるでしょう。
「合説は参加する意味ない」と言う層は、合説を通してネガティブな感情を持ちがちです。
ですが自分が合説に向いているか・向いていないかを見極め、しっかり準備した上で参加すれば意味のある合説になります。
無駄足にしない!「合説に参加する意味」と得られるリアルな価値
では合説に参加する意味はどこにあるのでしょうか。合説に参加する意味を見ていきましょう。
各企業の社員の雰囲気が分かる
業界・企業研究はWebでも行うことができますが、合同説明会では直接企業の担当者に会えるため、その場で企業の雰囲気が掴みやすいでしょう。
文字情報だけでは分からない、社員の方の話し方や雰囲気、他社ブースとの比較で、自分が入社した後のイメージもしやすくなります。
予期せぬ企業との出会い
合同説明会には多数の企業が集まります。会場内を歩いているうちに初めて見るブースの企業が気になったり、ブースの担当者に声を掛けられ話を聞いてみたら意外と面白そうだったなど、予想していなかった出会いもあったりするのが合同説明会の魅力です。特に幅拾い業界を見たい方や、就活に行き詰まりを感じている方にもおすすめです。
就活が始まった実感を持てる
企業や就活生が集まる合同説明会に足を運ぶことにより、嫌でも就活が始まったという実感を持つことができます。就活を始めたばかりで業界研究をしたことがない場合でも、とりあえず話を聞くことはできます。合説によっては、就活情報会社による面接対策や就活相談を行っているものもあります。一日で業界・企業研究と就活対策を行うこともできる合説もあるので、自分に合った合説を探してみましょう。
【診断】あなたはどっち?合説に行くべき人・オンラインで十分な人
それではここで合説に行くべきか、オンラインで十分かどうかを見極めていきましょう。
「合説は意味ない」と言わずに済むためにも、以下の点に注意しましょう。
合説に行くべき人
就活を始めたばかりの人
「就活を始めたばかりで、何からすればいいかが分からない」「そろそろ始めないと・・・と思いつつ動き出せていない」という方は、合説に行くべきでしょう。
思い切って現地に足を運び、企業で働いている人や就活生を見てみると、就活に対するスイッチも入りやすくなります。その場にいるだけでも視覚で情報が入ってくるので、就活を進めるためのヒントももらいやすいです。合説によっては、話を聞いてもらった上でおすすめのブースを紹介してくれることもあります。受け身になりやすい人は、一度合説に行ってみる価値はとてもあります。
業界が決まっていない人
業界が決まっていない人も合説はおすすめです。参加企業を特定していない、大型の合説は特におすすめです。一日で様々な企業に寄れるので、得られる情報も多いでしょう。ブースに立ち寄り、それぞれの企業や業界を比較しながら話を聞くことで、自分に合った業界や企業を見つけるチャンスです。
合説に行かなくてもいい人
すでに業界・企業が決まっている人
すでに志望業界や志望企業が決まっている人は合同説明会に行っても意味がないと感じてしまうことも多いでしょう。その場合は、ESや面接対策などの準備に時間を当てるのがおすすめです。
時間を有効活用しながら就職活動を進めていきましょう。
すでに選考が始まっている人
すでに選考が始まっている人も、合同説明会に行っても意味がないと感じてしまうかもしれません。どうしても気になる企業があった時に参加したり、オンラインの合説に参加したりするのもよいでしょう。万が一選考に全落ちしてしまった場合など、再度情報収集が必要な時に合説に行ってみるのはおすすめです。
1日で何社まわるのが正解?合説の効率的なブース巡り戦略
合説に参加したほうがいいということは分かったけれど、じゃあどんな感じで参加すればいいの?そんな疑問を解決していきます。
「とりあえずたくさんブースを回ればいいのかな?」「せっかく行くなら10社以上聞くべき?」と悩む人も多いはず。
結論から言うと、1日でまわる企業数は「4〜6社」が黄金ルートです。
なぜ「多ければ多いほどいい」わけではないのか、そして1日を無駄にしないための事前準備とブース巡りの戦略を詳しく解説します。
1日にまわる企業数は「4〜6社」がベストな理由
1社あたりの説明時間は、質疑応答も含めておよそ30〜40分程度。移動や休憩、整理券の取得時間なども考えると、1日でじっくり話を聞けるのは4〜6社が限界です。
無理に7社、8社と詰め込もうとすると、以下のようなデメリットが生じてしまいます。
後半疲れて話が頭に入らなくなる
どの企業が何を言っていたか記憶が混ざる
質問する余裕がなくなり、受動的な参加(ただ聞くだけ)になる
合説の目的は「企業のスタンプラリー」ではありません。1社1社の情報を深くキャッチし、次のステップ(インターン参加や早期選考)につなげることを意識しましょう。
まわる企業の組み合わせ方:「3つのカテゴリ」で攻める
ただランダムにブースを回るのではなく、目的別に企業を組み合わせてスケジュールを組むのが賢い戦略です。おすすめは「本命 1:対抗 2:新開拓 2」の比率です。
本命企業:志望度が高く、社風のリアルな確認や深い質疑応答をしたい企業
目安の社数:1~2社
対抗・同業界:本命と迷っている業界・競合他社。比較検討のための情報集め
目安の社数:1~2社
新開拓(未知の業界):今まで知らなかったが、通りがかりや空き時間で直感で入る企業
目安の社数:1~2社
特に重要なのが「新開拓」です。自分の検索履歴や知っている範囲だけで探すWeb就活と違い、合説最大のメリットは「予期せぬ優良企業との出会い」にあります。「普段なら絶対に検索しない業界」のブースに1〜2社入ってみることで、就活の視野が劇的に広がります。
志望業界がゼロ・就活を始めたばかりの人は?
「そもそも志望業界すら決まっていない」「やりたいことがわからない」という就活初期段階の人は、あえて特定の業界に絞らず「業界の幅を広げること」を最優先にしましょう。おすすめのまわり方は以下の通りです。
「BtoB企業(法人向けビジネス)」を意識してまわる
普段の生活で目に触れない「BtoB企業」こそ、合説でしか出会えない隠れた優良企業(高シェア・高年収・残業少など)の宝庫です。CMなどで名前を知っている有名企業(BtoC)ばかりではなく、知らない企業にこそ積極的に足を運んでみましょう。
直感で「人の雰囲気」が良さそうなブースに入る
業界で選べないときは「人事や社員の話しやすさ・雰囲気」で選んでOKです。「雰囲気が良さそうだから聞いてみたら、意外と面白い業界だった」という気づきが得られるのも、対面(リアル)開催の合説ならではの強みです。
「大手」「中小・ベンチャー」を1社ずつ聞き比べてみる
同じ業界や職種でも、企業の規模感によって働き方や求められる人物像は全く異なります。1日のうちに「誰もが知る大手企業」と「少数精鋭のベンチャー企業」の両方を聞いておくことで、自分の価値観に合う「組織の規模感」が掴めるようになります。
まずは「興味が持てそうか・持てなさそうか」を切り分けるための情報収集と割り切って、軽やかな足取りでブースを巡ってみましょう。
【合説は意味ない と言わずに済むために】勝負は当日の朝までに決まる!参加前の3つの準備と心構え
「なんとなく会場に行ってから考えよう」というスタンスだと、会場の熱気に圧倒され、人気企業の混雑に巻き込まれて数社しか回れずに終わってしまいます。事前準備でライバルと差をつけましょう。
参加企業のリストアップと優先順位づけ
事前に出展企業一覧をチェックし、「絶対に話を聞く企業(Aランク)」「時間が空いたら行く企業(Bランク)」に分類しておきましょう。また、人気企業は整理券配布や入場制限がかかるため、会場マップを確認して「開場直後にどのブースへ向かうか」の動線まで決めておくのが理想です。
事前質問を最低1つ用意しておく
ただ説明を聞くだけでは、Webサイトのパンフレットを読んでいるのと変わりません。
「インターン参加者にはどのような早期選考の案内がありますか?」
「今活躍している若手社員に共通する特徴はありますか?」
など、「その場でしか聞けない質問」をあらかじめノートに書いておくことで、当日の積極性がガラリと変わります。
心構え:「企業に評価される場」ではなく「自分が企業を評価する場」
「緊張してうまく話せないかも…」と不安になる必要はありません。合説のブース説明段階では、人事が学生一人ひとりを厳しく選考しているケースは稀です(※一部の少人数座談会を除く)。
むしろ、「自分に合う企業かどうかを、こちらが見極めてやる」という対等な心構えで臨みましょう。社員の表情、説明の丁寧さ、質問への回答スタンスなど、生の空気感を観察することが最大の目的です。
まとめ:量より質!目的を持って効率的にまわり、合説を意味あるものにしよう
28卒の就活は早期化が進んでいるからこそ、「タイパ(タイムパフォーマンス)」を意識した立ち回りが不可欠です。
「合説は意味ない」とならないためにも、「1日4〜6社」を目安に事前準備をしっかり行い、目的意識を持ったブース巡りを実践して、有利に就活を進めましょう!
合同説明会の服装はどうすればいい? ギモンを解決しよう
ブンナビでは2026年9月12日(土)の合同説明会を開催!初めての合説にもおすすめ!
「合説予約ページはこちら」

