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  • 6月のテーマ:【玉石混交】インターンシップの選び方

    インターンシップの選び方に“正解”はあるの?

    就活応援企業からのアドバイス

    毎月のテーマについて、人気企業の採用担当者がズバリ直言!
    採用の視点から皆さんにアドバイスしていきます。

    株式会社あおぞら銀行
    人事部 採用グループ トーレス ヘルマン和希氏

    様々な業界に触れよう!

    最初は、特定の業種に絞らず様々な業界を訪ねてみることをオススメします。当初興味のなかった業界だったとしても、実際の仕事を体感したり、イメージすることで、興味が湧いてきたり、自分に合っていることが分かるかもしれません。もし特定の業種に絞るとしても、仕事の流れを掴むために、川上から川下まで全て研究してみるのもいいと思います。最初は大手企業に目がいくかもしれませんが、日本には、普段の生活では触れることのない優良企業がたくさんあります。是非インターンシップを業界研究の第一歩として、活用してみてください!

    太陽生命保険株式会社
    人事部 人事課 新井 陽太氏

    業界を絞らず幅広く参加してみよう!

    夏期インターンシップに参加する時期はまだ時間に余裕があると思います。この時期から自分の志望する業界だけに絞って活動をするのは、自分の可能性を狭めてしまうことになりかねません。是非、様々な業界に目を向けて複数のインターンシップに参加してみてください。インターンシップのプログラム内容をよく見て、少しでも興味が湧いたら参加してみることをおススメします!

    より広い視野で、自分の将来や可能性について考える

    どうしても身の回りの製品やサービスを提供している会社に目を向けがちです。折角の機会ですから、自分の興味のある業界だけではなく、知らない業界にも積極的に参加してみてください。その結果、関連業界との繋がりや、ビジネス全体の仕組みを理解することができます。業界を狭めすぎず、より広い視野で、自分の将来や可能性について考える機会としてください。また、インターンシップを通して、自分が「何を得たいのか」、「何を学びたいのか」、目的を設定し、目的を達成できるインターンシップに参加することが大切だと思います。

    日本生命保険相互会社
    人材開発部 中村 綾花氏

    目的をもってインターンシップに参加しよう!

    インターンシップに参加する前に、自分が「何を得たいのか」、「何を学びたいのか」等、参加の目的を定め、
    それを達成できるインターンシップに参加することが大切です。
    また、企業選びの際には、業界を絞りすぎないようにするのもポイントです。
    初めから業界を絞りすぎると自分の可能性を狭めることにもつながります。
    関心のある業界や職種をいくつか洗い出し、幅広く参加するとより多くの気づきが得られるはずです。

    Sky株式会社
    リクルーティング部 木村 満帆氏

    インターンシップは様々な業界、仕事に触れるチャンスです。

    企業によってインターンシップの内容は様々ですが、イメージする、考えることより、体験する事が財産になります。
    インターンシップに参加したことで、将来のビジョンを考えやすくなると思いますので、
    文系だから、理系だから、未経験だから等は特に気にせず、少しでも気になる企業にはどんどん参加していきましょう。
    「どうやって選べば良いかわからない」という方は、まずは”なんとなく気になった”、”CMで見た”などの理由でも大丈夫です。
    インターンシップを通じてきっと新たな自分に出会えますよ!

  • 7月のテーマ:【身になる経験を】インターンシップに参加する際の心構え

    インターンシップはひたすら楽しもう!

    就活応援企業からのアドバイス

    毎月のテーマについて、人気企業の採用担当者がズバリ直言!
    採用の視点から皆さんにアドバイスしていきます。

    株式会社あおぞら銀行
    人事部 採用グループ トーレス ヘルマン和希氏

    自分の目的・目標を持って参加しよう!

    時間は有限です。ご自身の貴重な時間を使ってインターンシップに参加するわけですから、必ず自分なりの目的や目標を明確にして、インターンシップに参加されることをオススメします。例えば、その企業の業務内容を理解するとか、業界内での特長を理解するなど、何でも構わないので、まずは自分で目標を立て、その目標をインターンシップ終了後に振り返ることをオススメします。この「目標を立てて結果を振り返る」という作業を習慣にしておくと、就職活動はもちろん、社会人になってからも非常に役立つと思います!

    日本生命保険相互会社
    人材開発部 中村 綾花氏

    主体的に参加し、企業の社風を知ろう!

    インターンシップでは業界・企業を理解するだけではなく、働く「人」についてもよく見て欲しいと思います。
    社員の方とのやりとり、あるいは社員同士の何気ない会話から、社風を感じることができると思います。
    また、事前に知りたいこと、聞きたいことなどを整理し仕事やキャリア、プライベートの過ごし方など様々な
    質問をしてみましょう。

    社会人としての働き方を体感する

    インターンは、普段の学生生活では知り合うことのできない人と出会える貴重な機会です。高い志を持つ仲間から刺激を受け、当社の社員になったつもりで学んでいただきたいと考えています。また、与えられた業務に対しての質を追求するだけでなく、限られた時間の中で生産性を意識して業務遂行することも是非体感してください。より有意義に過ごしていただくには、社員との交流の場を設けている企業も多いので、事前に企業HP等を確認の上、知りたいこと・疑問に思っていることをまとめ、直接質問されることをお勧めします。

    Sky株式会社
    リクルーティング部 木村 満帆氏

    インターンシップと言えど、その会社の一員になる気持ちで!

    インターンシップに参加する際に大切なことは、「その会社の一員」としてワークに取り組むことです。
    自分だったらどう考えるか、どう動くかを想像することで、企業の選択の意図や背景が見えてきます。
    そうした取り組みを通じて企業の社風やどんな社員の方がいるか、何を考えて働いているかが良くわかる機会になります。
    この時期に”社員体験”をする事で、より企業理解を深め、これから始まっていく就職活動に向けて備えていただければと思います。

    太陽生命保険株式会社
    人事部 人事課 新井 陽太氏

    受け身ではなく、目的をもって参加しよう!

    インターンシップは今後の選考を有利にするために参加するものではありません。その企業の事業内容や入社後に携わる業務の内容、働き方や社風などについて知り、企業理解を深めるために参加するものです。ただ、選考に関係ないからと言って受け身の姿勢での参加では得られるものは少なくなり、自分の大切な時間を無駄にしてしまいます。しっかりと「こういうことを知りたい!経験したい!」といった目的を持って主体的に参加し、実りある時間にしてみてください。

  • 8月のテーマ:【インターン総括】インターン経験をどう活かす

    謙虚な気持ちで再度研究を(1)
    謙虚な気持ちで再度研究を(2)

    就活応援企業からのアドバイス

    毎月のテーマについて、人気企業の採用担当者がズバリ直言!
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    Sky株式会社
    リクルーティング部 木村 満帆氏

    インターンシップを通じて、企業理解を深めよう

    インターンシップに参加し、各企業の仕事内容や社風などを感じることはできましたか。企業研究ではインターンシップでの経験を活かして、「自分がこの会社で働く姿」をイメージできるまで研究すると良いと思います。まだインターンシップに参加できていないという方も、Sky株式会社では「好働力!体感1DAYイベント」を8月も実施しています。ICT業界の仕事内容や職場における意思決定の仕方、チームでのコミュニケーションについて、ワークを通じて体感いただけますので、ICT業界に少しでも興味がある方は、ぜひご参加ください。

    業界・企業理解をさらに深めて差をつける

    インターンシップでは実際の業務を体験でき、また社員との交流ができるので、その業界や企業への理解が深まるかと思います。折角の機会ですので、参加して終わりではなく、その経験や知識を活かしもう一度業界研究や企業研究をしてみてください。同じホームページや記事を見たとしても、インターンシップ参加前よりも多くの情報を吸収し、より深く業界や企業を理解できるようになっているはずです。また、他の業界・企業研究の効率も上がりますので、今後の就職活動に必ず役立つはずです。

    株式会社あおぞら銀行
    人事部 採用グループ トーレス ヘルマン和希氏

    参加しただけではもったいない!必ず振り返りを!

    それまでのインターンシップ参加経験から、ご自身で何を学んだか、しっかりと振り返ることをオススメします。例えば、興味があった業界だったが実際に自分のイメージする働き方が出来ないことが分かったとか、反対に全く興味のない業界だったが面白そうな業務内容だったとか。周りの人は関係ありません。ご自身が実際に感じたこと、考えたことを振り返ってみましょう。そして、インターンシップの参加経験を、今後の就職活動に活かすために準備をしましょう!

    日本生命保険相互会社
    人材開発部 中村 綾花氏

    感じたこと・学んだことを自分のものにする!

    インターンシップを一時的な経験で終わらせず、自分自身を成長させるきっかけにしてほしいと思います。
    インターンシップでは、学校では得られない社会人としての考え方・振る舞いに直接触れることができ、
    自分自身について改めて考えることが出来る大切な機会となるはずです。
    自分がどのような社会人になりたいか、自分に足りないものは何か、学生のうちにできることは何かをよく考え、
    ご自身の成長の糧としてください。

    太陽生命保険株式会社
    人事部 人事課 新井 陽太氏

    企業研究だけでなく、自己分析にも役立ててみよう!

    インターンシップに参加する主な目的は、参加した企業や業界の理解を深めるためだと思います。ただ、インターンシップに参加することで、自分自身の興味関心がどこにあるのか、また自分がしたい仕事はどのようなものなのか、どんな職場で働きたいのかを考える良い機会にもなります。せっかくインターンシップに参加したのであれば、参加したままにするのではなく、しっかりと振り返りをして、自己分析にも役立ててください。

  • 9月のテーマ:【スケジュール】秋以降の動き方

    秋計画のすすめ〜現在位置とペースの確認を〜

    就活応援企業からのアドバイス

    毎月のテーマについて、人気企業の採用担当者がズバリ直言!
    採用の視点から皆さんにアドバイスしていきます。

    今一度、より広い視野で、自分の将来や可能性について考える

    9月にもなると、複数のインターンシップに参加し、満足感や達成感を感じている人も多いのではないかと思います。ただ、企業が自社の情報を積極的に発信し、社員とコミュニケーションをとれる機会を提供するのは、今の時期だけです。結果的にもともと考えていた業界に進むとしても、様々な業界を見て得た知識は必ずどこかで役に立つはずです。視野を広げるためにも、是非この機会に今まで見ていなかった業界のインターンにも参加してみてください。

    Sky株式会社
    リクルーティング部 木村 満帆氏

    夏に収穫した情報を棚卸し、選考に進む準備を!

    9月に入りましたが、気になる企業のインターンシップに参加されましたでしょうか。様々な業界を魅力的に感じることもあると思いますが、今後に向けて改めて「社会に出て実現していきたいことは何か」「それが実現できそうな企業はどこか」をぜひ冷静にまとめてみて下さい。それを就活の軸として、自分の軸とマッチする会社を探してみてくださいね。Sky株式会社では9月も「好働力!体感1DAYイベント」を実施しています。ICT業界に少しでも興味のある方はぜひご参加下さいね。

    日本生命保険相互会社
    人材開発部 中村 綾花氏

    たくさんの情報や知識に触れよう!

    幅広い知識を身に付けることをおすすめします。
    興味のある業界、企業の研究が進み、何となく満足してしまっていないでしょうか?今一度、興味のある分野からその周辺へ、
    あるいはこれまで調べてこなかった分野へも視野を広げ、幅広く情報収集をしてみてください。新たな気付きが得られ、きっとご自身の成長につながると思います。

    太陽生命保険株式会社
    人事部 人事課 新井 陽太氏

    視野を広く持って業界研究をしよう!

    夏のインターンシップが終わると、秋・冬のインターンシップの受付が始まります。夏のインターンシップに参加し、興味関心が深まった業界や企業の秋・冬インターンに参加する方も多いと思いますが、この時期はまだ幅広い視野で業界研究をしてみてください。就職活動が本格化する年明けには、なかなか全ての業界や企業を研究する時間はなくなってくると思うので、この時期は新たな業界の説明会に参加するなど幅広く活動することをおススメします!

    株式会社あおぞら銀行
    人事部 採用グループ トーレス ヘルマン和希氏

    これまでの経験を活かし、就職活動の準備を!

    秋以降は、就職活動への準備を少しずつ進めることをオススメします。インターンシップに参加した企業が興味の持てる企業でしたら、引き続き企業研究をすすめましょう。新たなイベントがあれば積極的に参加したり、時間があるうちに社員に直接話を聞くのもいいかもしれません。新たな企業については、秋以降少しずつ情報を集めてみましょう。秋以降にインターンシップを行っている企業もありますので、そのような企業を探して応募してみるのもいいかもしれません。

  • 10月のテーマ:【徹底研究】業界・企業研究を極める

    まずは1社だけ、深堀り研究してみよう!

    就活応援企業からのアドバイス

    毎月のテーマについて、人気企業の採用担当者がズバリ直言!
    採用の視点から皆さんにアドバイスしていきます。

    三井住友信託銀行株式会社
    人事部 採用チーム 赤尾 大氏

    マトリクス表のススメ

    企業が発信する情報は年々増加し、情報が多すぎて混乱してしまうことが多々あります。そこで企業情報を一覧化(マトリクス表※)にして効果的な分析を行ってみましょう。(※縦軸「具体的な企業名」、横軸「比較したい項目(業務内容・働き方など)」)作成してみると色々なことに気づきます。各企業の何を知りたいのか明確化できたり、他の会社や業界を調べる必要に迫られたり、働く上で何を重視しているのか自分の考えが見えてきたり。項目を修正しながらオリジナルの「マトリクス表」を活用してみてはいかがでしょうか?

    アビームコンサルティング株式会社
    人事ユニット 新卒採用チーム 渡辺 健太氏

    たくさんの社員に会って自分に合う会社を見つけてください!

    オンラインと対面のハイブリッドな就活が定着してきました。オンラインで収集できる情報、対面で直接聞ける話など、それぞれを効果的に活用しながら、たくさんの先輩社員に会って、自分に合う会社を見つけましょう。『何をしたいか』も大切ですが、やりたいことや興味は変化することもあります。『誰と働きたいか』という視点も持ちながら、より自分に合った会社を探してみてください。皆さんが幸せなキャリアをスタートできるよう、心から応援しています!

    太陽生命保険株式会社
    人事部 新井 陽太氏

    もし自分が社員ならこうしたい!を考えながら研究してみる。

    業界・企業研究を行う際に、ただ研究するだけでは情報の整理にしかなりません。そこからライバルたちと差をつけるためには、自らの頭で考える必要があります。「この企業にはこんな強みがあるが、反対にこういった弱みがある。だから自分が社員ならこうしてみたい!」と考えることです。そのように考えたときに出てきた疑問点や気になることを直接社員に聞いてみることで、一段深い業界・企業研究になることでしょう。是非Webでの情報と合わせて会社説明会やインターンシップなどで社員と話す機会を積極的に作ってみてください。

    SMBC日興証券株式会社
    人事部採用課 大柴 実樹氏

    自分の生活に落とし込んでみよう

    皆さんがエントリーしようとしている企業は必ず果たしている社会的な役割があります。たとえ耳にしたことがない企業でも皆さんの生活に接点のある部分を持っているはずです。まずは、自分の生活にどのような影響を及ぼしているのかを考えることで新たな発見があるかもしれません。興味を持った企業については深堀をしてみましょう。特に皆さんが入社した後のことは重要です。今注力しようとしている事業や将来性など未来に向けた視点を持って企業研究をし、ご自身がワクワクする会社を見つけてください。

    日本生命保険相互会社
    人材開発部 中村 綾花氏

    夏に得たインプットをもとに、業界・企業研究を深めてみよう!

    夏に参加したインターンシップやイベントなどで得たインプットをいかして、それぞれの業界・企業の特徴を分析してみましょう。特に座談会など社員の方々にお話を聞くことができるイベントでは、インターネットには載っていない、特別な情報を得ることができ、いろいろな側面で業界・企業研究を進めることができると思います。また、分析を行っていくうえで、情報が不足している業界・企業があれば、秋・冬のインターンシップやイベントに参加したり、企業の採用サイトを見て、インプットの質を深めてみましょう。

    Sky株式会社
    人財事業部リクルーティング部 木村 満帆氏

    Webや身のまわりの情報源をフル活用して、細やかな情報収集を!

    各企業、Webでの情報開示に力を入れています。それをうまく活用しない手はありません。志望業界について深く調べていき、この機に将来やりたいことと照らし合わせていきましょう。また業界によっては、経済の状況によって動向が大きく変わることもあります。そのためこの時期は、志望業界だけでなく、経済全体の情報をキャッチするように心がけることをお勧めします。まわりの人と比較することなく、貴方の目指すゴールに向けて、ぜひ少しずつでも行動を続けてくださいね。

    「自分の軸」と照らし合わせる

    業界・企業研究については、どんな業界にどんな企業があるのか、まずは幅広く見て、全般的な知識を得るといいと思います。現在はホームページなどでの情報発信も充実しています。業界内での他社との違いも含めて、自分なりに整理できていれば、スムーズに就職活動が進むと思います。同業他社と比べて、各社にどのような特徴があるのかをつかんでいくといいでしょう。また、実際働いている社員に疑問点を聞いてみると、より理解が深まると思います。そうすると、自ずと「自分の軸」と照らし合わせて企業を絞っていけるようになるでしょう。

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  • 8月のテーマ:【インターン総括】インターン経験をどう活かす

    謙虚な気持ちで再度研究を(2)

    【企業の人事部が行う(採用)活動の一環であることを意識する】
    前章で、「インターンシップ参加の目的は?」と聞きましたが、少なからず、「その企業の採用・内定を意識して」もしくは「その業界の理解度高めるきかっけとして」といったことが、目的の一つにあると思います。

    では、企業側の目的は何でしょうか。
    企業側がインターンシップを行う目的に、もちろん社会貢献もありますが、やはりその先には「採用活動の成功」を意識しているといえるでしょう。
    前回も述べた通り、企業の人事部は、時期や回数・コンテンツを考え、応募や選考の手間をかけ、そのための人員と予算をかけてインターンシップを実施しています。
    だからこそ「参加してもらった人」には、是非その先の「本選考」も応募してもらいたいと考えています。

    だからこそ、「事後連絡」を見逃さないようにしてください。
    インターンシップ参加後には限定セミナーの案内やリクルーターからの連絡など、インターンシップに参加した人だけに対する情報が送られることがあります。
    これは、全ての企業が行っているとは言い切れませんが、一般の応募者とは情報の濃度が異なりますので、必ずチェックしてください。
    また、今後の本選考活動が進む中で、企業側が「インターン参加者にのみ情報を出す」ということもあります。
    これは、「一次内定出し」を終えた後の二次募集の際に「改めてエントリー者を集め、説明会を開いて・・・」という手間を考えると、自然な流れと言えるでしょう。
    いつどんなタイミングで連絡が来ても良いよう、特定企業からの連絡が埋もれないよう、工夫しておくと良いと思います。


    【参加した(できた)という事実に過剰に期待・自己評価しない】
    インターンシップに応募する段階で、その志望度はそれなりに高いはずです。
    その選考を潜り抜け参加できたという事実は、自信にもつながると思います。
    これが非常に危険です。
    その事実やその企業に気を取られすぎないよう注意してください。

    とある人気企業の事例を挙げます。
    その大手人気企業では、採用人数がさほど多くないにもかかわらず、インターンシップにはその30〜50倍の人数の学生を呼んでいました。
    インターンシップ参加も狭き門ですが、「参加した(できた)こと」と、「その企業から内定がもらえる」ということは、繋がらないということが分かると思います。

    参加したことで「やった感・達成感」はあると思いますし、まずそれを自信にすることは良いことです。
    ただし、活動を緩めて、その他の企業・業界研究をやらない、「インターンシップ選考通ったから楽勝でしょ」と言って、選考対策を行わないといったことは非常に危険です。

    就活後半、意中のインターンシップ参加企業の選考がいいところまで残りながらも、夢破れてしまった場合、そこから「再スタート」という状態になると危険です。


    【レベル差を感じた場合は、時間の使い方を変えてみましょう】
    最後になりますが、インターンシップに参加したことで、課題や反省点ばかり見つかって自信を無くしてしまうこともあるでしょう。
    「この企業はこんなにレベルが高いのか、こんなんじゃやっていけないし、内定さえもらえない…」
    そう思える経験だとすれば、それは非常に良いことだととらえてください。
    そして、これからの学生生活(ゼミや授業選び)、時間の使い方を変えるきっかけにしてください。
    いきなり短期間で、何かの専門性を上げることは難しいかもしれません。
    ただ、今の時期であれば、その先を見据えた行動計画を練り直すには、遅すぎることはありません。

    インターンシップの参加は、一つの大きな経験になることは間違いありません。
    一方で、それがすぐに結果(内定)に直結するものでもありません。

    まずは複数回参加して整理する。
    その後業界のことを改めて調べる。
    自分で気づいた項目を意識して行動する。

    取り組み方次第で、結果(内定)は大きく変わります。
    そしてその結果以上に、この1年間の取り組みは大きなものをもたらします。

    夏頑張った人こそ、秋以降息切れしないよう、自分のペースで焦らずゆっくり取り組んでくださいね。

本調査は皆さんの就職活動を支援することを目的に、
就活応援企業の協賛で運営されています。

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