T.T.
東京海上ホールディングス株式会社
法務コンプライアンス部
文書グループ/マネージャー
新たなキャリアにつなげていく楽しさ
公共性の高い仕事に就きたいと思い様々な業界を見て回りましたが、どの企業でも社会貢献ができるとわかり、迷っていました。そんな中この会社の説明会に参加して、損害保険という仕組みで社会や産業を隅々まで支えていることを知り強く惹かれました。飾らず真摯に学生と向き合ってくれる社員にも魅力を感じて、最後は迷いなく入社を決めました。
配属されたのは本店の法人営業部門、流通業界を担当する部署でした。流通業界の多くは店舗や拠点が分散されているためひとつの事故や災害が経営全体に与えるインパクトは限定的である一方で、日々のオペレーションで少額の事故が発生し、コストが高まる傾向があります。そういった課題を見つけ出し「適切な対応策を提案」するのが私たちの業務。保険商品の提供に留まらず、膨大な事故内容を分析することで事故が起きない仕組みづくりをご提案し、仕事の面白さや奥深さを知ることができた5年間でした。
入社6年目にニューヨークの現地法人にトレーニーとして派遣され2年間を過ごしました。もともとグローバル事業への関心が高かったわけではないですが、日系企業の北米拠点に対する営業活動を通して、当社の営業部門と駐在員の連携の重要さを知り、たとえ国内で働く場合でも今後グローバルな視点がとても重要になることを痛感しました。異文化にも触れ、ビジネスパーソンとして収穫の多い機会となりました。

帰国後はエネルギー業界の担当部署に配属となりました。巨大なインフラ施設をもつ企業では一つの事故が社会に影響をもたらしかねず、経営上のリスクも甚大で、業務は多彩で複雑。営業もチーム単位で行うため、私はそのリーダー役を任され様々な折衝に当たりました。約5年奔走し、営業部門の社員としてとして大きく飛躍できた時期だったと思います。
その後長男を授かり1年半休職。同期である夫も2ヶ月の育児休業を取得するなど充実した制度と環境をフル活用し、初めてのライフイベントを楽しみました。さらに復帰にあたっては「JOBリクエスト制度」を活用しました。これまで法人営業一筋だったので、一度コーポレート業務を経験してみたいと思ったんです。そして念願かない、持株会社である東京海上ホールディングスの法務コンプライアンス部に配属。株主総会や取締役会運営などのコーポレートガバナンス関連が新たな業務となりました。弁護士資格など高い専門性をもつ社員が多い中で、私の武器は営業第一線での実務経験。当社らしいコーポレートガバナンスの実現にむけて、第二線として何ができるか考えています。
1年ほどして今度は長女を出産し、2025年4月から復帰しています。同時にマネージャー職も拝命しました。知識も経験も少ないうえに育児との両立も必要なため、上司に不安を打ち明けると、「そういうマネージャーこそ会社には必要なんだ。Tさんらしくやればいい」と言ってもらい、とても気が楽になりました。今は経営に近い立場にいて、株主の代表としての社外取締役の方からお話をうかがう機会も多い。これまでお客様を通してしかわからなかった当社の強みや課題が様々見えてきました。まだしばらくはこの業務に全力を尽くすつもりですが、この貴重な経験を次はどこで活かそうか、考えるだけでワクワクします。
Career Timeline
2009
法人営業部門に配属され、
流通・小売業界を担当
最初の2年間は実際にお客様を担当しながら損害保険業務の基礎を学ぶ。3年目から当社との取引実績の少ない企業への提案機会が増えたりと、少しずつ営業としての醍醐味を味わっていった。
2014
ニューヨークの現地法人に
トレーニー派遣
コミュニケーションには苦労したものの、グローバルな視点の重要性に気づけたことが最大の収穫。現地の女性の働き方にも強く影響を受けた。
2016
本店の法人営業部門で、
エネルギー業界を担当
チームリーダーとして、複雑で大規模なスキームにも挑戦。実績と成長の大いなる手応えを掴む。
2021
長男を出産。夫も2ヶ月の
育児休業を取得し、2人で育児に取り組む
育児だけでなく、「ペアセミナー」「保活コンシェルジュ」など業界屈指の支援制度をフル活用して復帰の準備も。JOBリクエスト制度を使って持株会社の法務コンプライアンス部を志願。
2025
長女の育児休暇を終えて
再び職場復帰。
同時にマネージャー職を拝命
育児との両立は夫との二人三脚で乗り越えてきた。多様性あるメンバーに刺激を受けつつ、経営の近くで様々な知見を得ながら、コーポレートガバナンス実現に挑む。








