就活イベント随時開催!

企業研究に役立つ情報満載8,078

母として執行役員として、
自分らしく力を発揮したい

幼い頃から青年海外協力隊に憧れ、途上国支援に関わる仕事がしたいと考えていました。就職活動の際に相談した先輩から「商社ではビジネスを通して、その国の発展に寄与することができるよ」と勧められたことで総合商社に興味を持ちました。伊藤忠に決めたのは、強烈なファイティングスピリッツを感じたから。エキサイティングな環境で自分らしく働くことができると思いました。

最初の配属は、機械カンパニーの自動車第三部欧州課。東欧・CIS地域を中心に某国内自動車メーカー製品の輸出や現地販売事業の運営などを行う部署です。当時はまだ女性総合職は珍しく、上司や先輩は戸惑っていたようですが、高い期待のもと厳しくも温かい指導をしていただきました。目の前の業務に愚直に取り組む毎日でしたが、商社パーソンとしての基礎をじっくり築けた6年間だったと思います。

入社以来アジアで仕事をするのが目標だった中、7年目に語学・実務研修生としてバンコクに駐在する機会を得ました。1年間現地の大学でひたすらタイ語を学んだ後そのまま業務に就き、新設されたディーラーの多店舗展開や販売金融事業運営をサポート。大洪水に見舞われるアクシデントもありましたが、初めて現場を体感できた貴重な2年でした。帰国してからは従来の担当であった欧州事業にアジアが加わり、仕事は俄然面白くなりました。ただ、途中からアジアでの事業撤退が相次ぎ、その収拾に追われる日々を過ごしました。辛い仕事も多かったものの、事業の立ち上げから撤退まで、事業会社運営の様々なフェーズに関われたことは、貴重な経験となりました。

2018年に長男を出産。復帰にあたっては専門家に依頼し、家事の動線を見直すなど最大効率化を図り、育児との両立に臨みました。新たな業務は伊藤忠グループの傘下である輸入車ディーラー・ヤナセでの仕事です。2年ほど出向する中で、マーケティング施策や会員向けプログラム立ち上げなどいくつもの施策を担当し、大きな手応えを掴むことができました。

その後次男の出産を経て自動車第四課に課長代行として復帰、三たび東欧・CIS地域での事業に携わることとなりました。部全体の業務範囲は入社当時と比較し大幅に拡大。女性総合職もすっかり人数が増えて、フロアに活気が満ちています。自身で言えば24年に課長昇進、その翌年には執行役員を拝命しました。子供が二人になった時点で管理職に就くことはないと思っていたので、もうびっくりですが、「伊藤忠らしいな」と誇らしくも思います。ライフイベントを大切にしながらも、キャリアを築ける環境づくりを他社に先駆けて実践している。私はその思いに応え、今後マネジメントをめざす女性が一人でも多く出るよう、素地をつくることが役割だと考えています。母として育児をしている私も、経営の機微な情報に触れ、マネジメントをしている私も同じ“私”です。周囲の人たちと力を合わせながら、自分の力を自分らしく発揮できるように、これからも一歩一歩進んでいきたいと思います。

Career Timeline

2004

入社後、自動車第三部で欧州事業に従事

当時は数少ない女性総合職として配属。伊藤忠ならではの愛ある厳しい指導のもと、商社パーソンとしての基礎力を培う。

2010

語学・実務研修生としてバンコクに駐在

アジアでの仕事を希望し続けた中、念願のバンコク駐在へ。語学研修で習得したタイ語を駆使して、新規立上げディーラーの店舗拡大などに奔走。

2019

ヤナセに出向

前年に長男を授かり、復帰後輸入車ディーラーのヤナセに出向。マーケティング施策や新規プロジェクトの推進などを経験して、手応えと自信を掴む。

2023

課長代行として古巣に帰任

次男の育児休暇中は園のPTA役員を務め、仕事の経験を活かし業務改善を実行。6年ぶりに戻ったかつての部署には女性総合職がたくさんいて、活気に満ちていた。

2025

執行役員に就任

前年の課長昇進にも驚いたが、執行役員の任命では腰が抜けて動けなかった。自分らしく、周囲の人たちと力を合わせて伊藤忠に新風を吹かせたい。

ページトップへ