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「変革」をマイテーマに、
求められる場で挑み続ける

高校2年のとき、親に無理言ってカナダに1年間留学しました。何か目的があったわけではなく、漫然と同じ日常を繰り返すのが嫌だったんです。大学卒業後は食品メーカーに就職。家族的な社風の中営業職として3年ほど順調に過ごしていましたが、より厳しい環境に身を置こうと、高い営業力で有名な人材会社に転職します。ただここでも顧客ニーズを聞き出す営業の基本は変わらず、すぐに結果が出せました。しかし2年目に突然人事部への異動を命じられます。担当はM&A。当時力を入れ始めた企業買収にあたり、人事デューデリジェンスや統合後の制度設計などを行う業務です。当然未経験ながら英語力と胆力を買われたのか、やがて海外での大型案件も任されるようになりました。自力で道を切り開く手応えがあり、夢中で取り組みました。

でもいつしか慢心が生まれたのでしょう。役員に自説をプレゼンしたとき、「内容は立派だけど、これで会社は儲かるの?」と言われ返答に窮してしまいました。いくら知識を積んでも会社の発展に役立たなければ価値はないということを、その上司は教えてくれたんです。会社のM&Aが一段落し、グローバル人事の領域で生きていくことを決意、次のステップへと踏み出します。

ゲーム会社を経て国内トップの住宅設備会社に入社。ここでは世界的企業の人事を務めた上司の下で様々学びながら、会社のグローバル化推進に奔走しました。ドイツの有名メーカーを買収した際には、現地に赴任。表向きは役員報酬の担当ですが、両社の関係構築が一番のミッションです。互いの信頼なくM&Aは成功しないことを前職で確信していたので、相互のコミュニケーションに心血を注ぎました。途中からは本社の報酬担当も兼務し、後に英国ビジネス大使となる方の薫陶を受けながらグループの変革にも携わります。その後体制の変更で会社を離れることとなりましたが、自身のキャリアで最も学びの多い時期でした。その後大手化学メーカーでグローバル改革に従事、執行役も経験しました。

2024年7月TDKに入社して、以来グローバル人事の拠点があるミュンヘンに駐在しています。これまでは企業のグローバル化が私のミッションでしたが、売上も従業員も海外が9割を占めるTDKはすでにそのフェーズを終え、次代に向けた成長戦略と持続的な変革が重要課題です。めざす組織文化に「TDK United」を掲げていて、それは世界30カ国以上、250もの地域で働く約10万人を一つの価値観や手法に統合するのではなく、それぞれが個性と強みを伸ばし連帯していこうというもの。規律や精神性を重んじる日系企業の中では際立った存在で、チャレンジングな環境を望む方にはぜひお薦めしたい会社です。

多様性を強みに変える試みは、人事に携わる者としてとてもやりがいのあるテーマ。人と人との小さな繋がりが途轍もなく大きな力に変わることを、私は信じています。20年近く企業の「変革」に取り組んできました。楽しいこと楽しくないこと様々ありましたが、すべては自分で決めたこと。これからも自身を偽らず、全力で挑んでいきたいと思います。

Career Timeline

2002

食品メーカーに新卒入社。


営業職でキャリアをスタート

超就職氷河期の中、負けじと日本を代表する食品メーカーに就職。初めての大阪文化に戸惑うも、営業担当として“おっちゃん”たちの懐に飛び込み、果敢に販路を拡大。

2005

人材会社に転職。


初めての人事部でM&Aを担当

“日本一営業力のある会社”を求めて転職。手応えを掴んだ2年目に人事部へ異動。海外企業の買収案件では、双方の文化の違いを埋めるべく、人事制度の調整に腐心する。

2014

住宅設備会社に移り、


本格的なグローバル人事を学ぶ

“グローバル人事の第一人者”の講演を聞き、「このような上司と一緒に働きたい」という思いのもと、すぐさま転職を志願。国際的に活躍する英国レディの報酬委員長にも師事し、大いに知見を深めた。

2019

国内最大の化学メーカーで


グローバル化と企業改革に挑戦

伝統的な日本の化学メーカーにグローバル報酬の責任者として入社。2023年に執行役人事最高責任者となり、グローバル化と企業改革に挑む。

2024

TDKに入社。ミュンヘンを拠点に


多国籍メンバーとTDK Unitedを推進

個性豊かな仲間たちとはいつも侃々諤々の議論。「TDK United」が掲げる理想をめざし、世界と日本をつなぐ豊かなコミュニケーションの構築に奔走する。

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