木村 佐知子
Sachiko Kimura
ファシリティソリューション本部
ソリューション推進部
ワークプレイスソリューション部門/部門長
新しい時代の空間をつくりあげていく
大学院で意匠設計を学び、多くの人が利用する建物に関わりたいと就職活動では組織設計事務所やゼネコンの設計部などを見ていました。早くからNTTファシリティーズは環境などの社会課題に力を入れていて、ここなら幅広い視点で建築に携われそうだと思い入社を決めました。
最初の配属は建築事業本部。私は公共施設や一般のオフィスビルの意匠設計を担当しました。先輩に付いて初めて関わったのが横浜市某区の総合庁舎です。区役所・公会堂・福祉保健センター・消防署で構成される大規模な複合施設は考えるべきことが多く、身構える私に「全く同じ条件の建物はなく、誰もがそれに初めて取り組むのだから」と笑って励ましてくれました。その後様々な建物に携わりましたが、実践を通じて学ぶ中で設計の標準化や技術の歴史を辿ると、逓信建築(※1)や電電建築(※2)に行き着くものがあることに気付きました。逓信省、そしてその後の電電公社の時代から140年にわたり日本の建築史を牽引してきたDNAを当社が引き継いでいることの重みを、まさに体感した5年間でした。
6年目に事業開発部への異動を命じられます。ずっと意匠設計に携わるものと考えていた私に、上司は「すべての経験が必ず活きる。建築設計の枠に囚われずチャレンジすべきだ」と背中を押してくれました。そこは新たなビジネスの種を育てる部署で、私は建築やエネルギー・ICTを融合したスマートコミュニティの領域を担当。様々な分野の専門家たちと実験や実証、調査を重ねていきました。中でも地域住民の協力を得て産官学連携で取り組んだ街づくりのプロジェクトは得るものが多く、自身の出産時期にも重なり、ワーク・ライフの両面で大きな刺激を受けました。また懸命に取り組んだ地域新電力会社の設立は、異動後に実現の知らせを聞いてとても感激しました。

12年目には経営企画部に移り、関連会社のマネジメントや社外とのアライアンス、新設されたNTTアーバンソリューションズ(US)のグループ戦略業務などに従事。3年後にはUSグループの別会社に出向し、経営戦略の策定や新会社の立ち上げなども経験しました。5年間でかつてないほど視野が広がり、USグループ各社と人的ネットワークを築けたことも今や大きな財産となっています。
2023年に現部署へ異動、翌年に部門長を拝命しました。コロナ禍を経て変わりつつある「働き方や働く環境」をご提案する仕事で、NTTグループはもちろん他の企業からも数多くご依頼頂きありがたい限りです。お客様からは新規事業のように思われることも多いですが実はこれも当社での歴史が長く、「ワークプレイス100年やってます」がセールストーク。23名の部員といま全国に事業を拡大しているところです。つい先日、自社の本社オフィスをリニューアルしました。久しぶりにプレイヤーとして関わり、すごく楽しかったですね。社員からも予想以上の好評を得て大きな自信となりました。近年では大学での非常勤講師を務めるなど、入社したときには想像もしなかったキャリアを歩み始めています。旺盛なチャレンジ精神で長い歴史を築いてきたこの会社で、これからも貪欲に成長を続けていきたいと思います。※1 逓信建築 : NTTの前身である、戦前の逓信省における郵便や電信電話等の局舎建築
※2 電電建築 : 戦後の電電公社における電信電話等の局舎建築)
Career Timeline
2007
入社後、建築事業本部で
意匠設計に従事
大学院で意匠設計を学ぶ。環境などに取り組む企業姿勢に惹かれて入社し、希望の部署でオフィスビルや公共施設の設計を担当。
2012
事業開発部に異動
「広く経験を積み活かすべき」との上司のアドバイスを受け、異分野に挑戦。スマートコミュニティを中心とした新規ビジネスの開発に取り組む。2015年には長男を出産。
2018
経営企画部に異動
同時に課長に昇進
NTTアーバンソリューションズの経営企画部も兼務し、グループマネジメントや社外とのアライアンスに従事。視野と人的ネットワークを拡大した時期。
2021
NTTアーバンバリュー
サポートへ出向
経営企画部と広報室の課長を兼務し、経営戦略の策定や新会社の立ち上げに奔走。
2024
ワークプレイスソリューション
の部門長に
2023年に帰任し、ワークプレイス事業を推進。翌年に部門長となり全国での事業を推進。本社のセンターオフィスもリニューアルした。








