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株式会社
NTTファシリティーズ

NTTグループが推進する街づくりの一翼を担うとともに、ファシリティ(建物や設備等)の企画・コンサル・設計監理・維持管理などのサービスを通じて、お客様の課題解決やサステナブルな社会の実現に貢献しています。

中西 恭子

Kyoko Nakanishi

東日本事業本部北海道支店長

通信を守り、社会を支える。
立場は変わってもその誇りと歩み続けたい

大学院では意匠設計の研究室に所属。海外留学や有名アトリエを志す学生が多い中、私は一人マスコミを志望するもうまくいかず、先輩から声をかけてもらいようやく滑り込んだのがこの会社でした。それでも全国約40,000にも及ぶNTT関連の施設を一手に手掛ける国内最大級の組織設計事務所は、知れば知るほど魅力に溢れていました。

最初の配属は、東北支店建築設計センタ。私はNTTドコモの新築ビルの意匠設計やNTT関連施設の改修設計を担当しました。始めは先輩に手取り足取り教わりながらの作業です。NTTの局舎には通信を守り抜くための高度なノウハウが貫かれ、その上にブランドイメージや地域特性などを織り込んでいく。そこには学生時代に想像もしなかった大変さ、仕事の厳しさがありました。どれほど貢献できたかわかりませんが、先輩方に温かく育てて頂いた3年間でした。長男を授かり育休を経て復帰したのは東京支店。そこでNTT東日本の建物保全を担当しました。都内に200超ある施設の入居者から日々依頼があり、スピードを求められる業務ながら、勤務時間が安定していて育児との両立がしやすく、会社や同僚の配慮をありがたく思いました。その後、建築事業本部で全国の設計標準化を推進、続くFM事業本部では民間や公共施設の中長期建物整備計画も経験。当社の知見がNTTグループ以外のお客様にも生かされ、評価頂いていることに強く誇りに感じました。

2008年に再び建築事業本部に戻り、初めて事業計画に携わります。長年建物と対峙してきた私にとって、事業や組織を見渡す業務は面白く新鮮。6年務め会社全体の業務に関わりたいと願い出たところ、上司から「一度外を見てこい」と言われ、3年間NTT東日本に転籍しました。ここでNTT東日本が保有する建物の投資計画に取り組み、設計と事業計画の両方で得た経験が活きました。また発注側の立場から当社を見られたことで様々な気づきがあり、上司が勧めた理由も納得しました。その後、NTTファシリティーズに戻ったのですが今度は大阪勤務。縁のない配属先に驚く一方で、新天地でやってやるぞ、と胸が高鳴ったのを覚えています。営業課長としてNTT西日本を担当。ここでは発注側での経験を活かしNTT西日本の大規模プロジェクトの社内推進に尽力しました。また、地方拠点から本社を客観的に見られたのも収穫でした。初めて部下をもち、人を育てる難しさとやりがいも知りました。

2021年に念願叶い経営企画部へ異動。担当部長として分社を推し進め、新体制の土台作りに奔走しました。コロナ禍や分社化の影響で業績が落ち込みましたが、社員一丸で乗り切り、再び成長軌道に。大きな手応えをつかんだ3年間でした。そして2024年7月、北海道支店長を拝命。160名の人員を預かりかつてないプレッシャーですが、周囲の人たちに支えて頂きながら、支店を盛り上げていきたいと思っています。振り返れば、行く先々で感じた誇りや課題感に突き動かされ、入社時には想像もしない歩みを重ねてきました。これからも当社のケイパビリティをフル活用させ、この街に貢献していきたいと思います。※ファシリティマネジメントの略

Career Timeline

1997

大学院で意匠設計を学び、入社。


東北支店で通信を支えるビル設計に従事

就職活動に大苦戦し、先輩の誘いでどうにか入社。東北支店で初めて携わる設計業務は厳しい中にも、温かさに満ち溢れた職場だった。

2000

長男を出産し、東京支店へ。


同僚にも支えられ建物保全業務と育児を両立

半年の出産・育児休暇を終えて、東京支店で現場復帰。育児との両立に苦戦しながら、初めての建物保全業務に取り組む。

2008

民間や公共施設を経験した後、


事業計画に携わり経営への関心を抱く

全国の技術相談窓口、民間・公共施設の建物整備計画業務などを経て、事業企画部へ。初めて事業計画に携わり、社内人脈と高い視座、経営への興味を得た。

2014

上司の勧めでNTT東日本に転籍。


発注者の立場から会社の可能性と課題を検証

NTT東日本に転籍し、発注者の立場で当社の社員たちと対峙。そこで見えたポテンシャルや課題が次のマイテーマとなる。

2021

念願の経営企画部へ。


担当部長として新生NTTファシリティーズの船出に臨む

グループの再編成で電力部門を分社。新体制での中期経営計画策定や広報活動に奔走した。2024年より北海道支店長となり、新たなミッションに挑む。

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