グローバル連結経営の深化−「経営理念」の制定(1990年代) 1991年、総合事業会社構想実現に向け、中期事業計画「戦略95」を策定。1994年、“Global Mind, Global Reach”のキーワードを掲げ、グローバル化に対応した新たな収益構造の構築を推進。1996年に発覚した銅地金不正取引事件を教訓として、再発防止に向けた社内管理体制を整備。1998年、「経営理念・行動指針」を新たに制定したほか、新たな経営指標「リスク・リターン」を導入。
「改革パッケージ」の実行から新たな成長ステージへ(2000年代〜) 1999年の「改革パッケージ」以降、2年ごとに中期経営計画(「Step Up Plan」「AA Plan」「AG Plan」「GG Plan」「FOCUS'10」「f(x)(エフクロス)」)を策定・実行し、事業選別・収益性向上による体質強化とともに、優良資産の積み増しによる収益基盤の強化などに取り組む。2001年、本社を東京都中央区晴海に移転。2003年、「住友商事コーポレートガバナンス原則」を制定。
創立100周年と次の100年に向けて(2010年代〜) 2013年、グローバルベースでの収益力強化につなげるため、海外広域運営体制をスタートした。2017年、当社の成長と社会課題の解決を両立すべく、「社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)」を特定。さらなる成長に向けた働き方改革に取り組むべく、2018年には千代田区大手町に本社を移転した。2019年、コーポレートメッセージ―Enriching lives and the world―を策定し、創立100周年を迎えた。