「せっかく働くなら輝ける職場に行きたい!」こう思う女性は多いと思うわ。
今までも、「女性社会進出・積極活用」については話題になっていたけど、政府がはっきり方針を出したことで、ますます企業の取り組みも活発になるの。
「女性が活躍できる職場です」このセリフ、これからたくさん聞くことになるわ。でも、企業の風土や仕組みはそんなに急には変わらない。「実際の所」はやっぱり数字を見るしかないの。
ブンナビでは、「女性が輝いている職場」に関する数字「女性管理職比率」を掲載しているわ。
ところで、この平均値をご存知かしら?実は、日本の「女性管理職」は先進国の中では圧倒的に少ないの。
世界の平均値は30%代という中で、日本の平均は10.6%、先進国でも最低の水準なの。 女性“役員”の比率になると、なんと1.1%(45ヵ国中44位・先進国平均11.8%)。まさにこれからという所ね。
「指導的地位の女性割合を30%程度に」という政府の方針に合わせて、民間企業も「女性管理職の登用」を続々宣言しているわ!これからに期待よ!
実は、女性を積極的に活用するということは、企業にもメリットがあることなの。
経済産業省の調査では、「女性社員比率が高い企業は利益率が高い」という結果も出ているのよ。
「じゃぁ、女性ばっかり採用しなさいよ!」と思うかもしれないけど、本当の理由は別の所にあるの。
女性社員や管理職比率が高い企業は、社内の制度や評価基準もしっかり整っている傾向があるわ。
特に評価の部分は大切で、「従業員の能力と成果をしっかり見ていこう」という姿勢が、結果的に業績や利益率に貢献しているという結果になっているの。
だって、女性は出産を機に「育休・産休・時短勤務」などで、働きたくてもオフィスに長く居られないでしょ?
それなのに、出世や配属に関して、「やっぱり遅くまで頑張って残業した人(男性)が偉いよな」という基準で決められていたら、女性はやってられないというわけ。
男女問わず、「成果や能力に応じて昇進される仕組み」、これこそが、企業の利益率を高めているのよ。
そんなしくみ、当たり前でしょ!と思うかもしれないけど、実はこの当たり前が、まだまだ整っていない企業も多いのが実態なの。
これからは、女性もバリバリ出世する時代よ!
世の男性も年収も下がってきてるみたいだし、自分の人生は自分で切り開かなきゃ!
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