タカショー（和歌山県海南市）　総務部長　木村浩介さん　４５

　すてきな庭（ガーデン）を演出する、フェンスやカーポート、ウッドデッキ、人工竹垣などを製作し、国内外で販売しています。海南市はヤシ科の植物シュロで作った、たわしやほうきなどの家庭用品産業が盛んでした。会社は、シュロ縄を作っていた個人商店を父親から継いだ今の社長が、庭園資材などの販売会社として１９８０年に設立しました。

　ハウスメーカーやゼネコン、工務店などプロ向けに企画・開発・製造を担うＢｔｏＢ（企業間取引）企業であるとともに、日曜大工（ＤＩＹ）やガーデニングを楽しむ商品を扱うＢｔｏＣ（一般消費者向け）企業でもあることが、当社の強みです。

　東京や大阪の支店、北陸、新潟の営業所など国内拠点は本社を含めて１６か所、海外は中国やオーストラリア、ドイツなど５か所にあります。正社員は約３６０人。例年５〜１０人程度の新卒採用をしており、今春は３人が入社しました。

　働き方改革が進み、家で過ごす時間を大切にする価値観が広まり、庭の重要性は今後増していくはずです。「ガーデンを通じて健康的で幸せな暮らしを提供する」という当社の理念に共感し、自ら行動を起こせる人を求めています。