ブンナビ2028×文化放送

本田技研工業(前編)

この企業に投票する
※2028年卒業の方のみ投票可能です。

本田技研工業ってどんな会社?

刈川:まずは本田技研工業について教えていただきます。Hondaといえば、自動車やバイクのイメージが強いですが、どんな会社なのか教えていただけますか?

原田:Hondaは、実は車やバイクだけを作っている会社ではありません。小型ジェットや船のエンジンなど、さまざまなモビリティを作っている会社です。Hondaは創業以来、あらゆる分野の“モビリティ(動くモノ)”を開発し、世界中のお客様のもとへ届けてきました。例えば、誕生から50年経つスーパーカブや自律型二足歩行ロボット“ASIMO”を開発するなど、いつの時代も“夢”を原動力に、多くの人々に驚きや興奮、感動を提供してきました。そして、これからも、新たな価値を創造し、世界中の人々や社会から存在を期待される企業を目指していきます。

刈川:現在、Hondaは本社の移転が計画されているそうですね。

原田:2029年に東京の八重洲に移転をする予定です。

刈川:そんなHondaが考える今のモビリティ業界について教えてください。

原田:実は、モビリティ産業はいま“100年に1度の大変革期”を迎えています。今から100年前というと、クルマが馬車に取って代わった時代で、人々の暮らしも街の風景も劇的に変わりました。そして今、それに匹敵する、もしくはそれ以上かもしれない変化を体験していきます。具体的には、電動化によるクルマの動力の変化、自動運転やAIが拓く新しい移動体験、クルマが移動手段を超えて街を動かすインフラになる、「所有」から「体験・シェア」へと広がるモビリティサービス。これらが同時に進んでいるのは人類の歴史で初めてのことで、Hondaはその挑戦のど真ん中にいるとも言えますが、その次の100年を形づくる当事者になるのは、まさに皆さんのような若い方々だと思っています。

刈川:大きな変化の中でも、Hondaが常に大切にしている考え方はありますか?

原田:先ほど申し上げた電動化への対応や新しい体験、シェアへのサービスということを達成していくことは大きな目標の一つです。ただ、Hondaらしさって何だろうと考えた時、必ずしもそれらを達成することが全てではないと思っています。お客様・社会のニーズを考え抜き、そのニーズにあった価値を提供していく。その考えは創業当時から変わらない、世のため人のための考え方です。

Hondaが掲げる2050年の目標

刈川:ここからは、Hondaが掲げる2050年の目標について教えていただきます。Hondaでは、どんな目標を掲げているんでしょうか?

原田:Hondaでは、2050年に向けて2つの目標を掲げています。1つ目は、「カーボンニュートラル」です。製品を使用する際のCO₂と企業活動としてのCO₂排出削減に取り組んでいます。カーボンニュートラルの実現に向け、既存の枠組みを超えた新しい取り組みを検討しており、モビリティの電動化など、多角的なアプローチでチャレンジをしています。

刈川:カーボンニュートラルを目指すためにどんな挑戦をしていますか?

原田:ツインエンジンジェット機としては世界で初めて、持続可能な航空燃料を100%使用した試験飛行に成功しました。カーボンニュートラルの達成の手段の一つとして大変注目されています。

刈川:2つ目の目標はなんでしょうか?

原田:「交通事故死者ゼロ」です。全世界の交通事故死者数は年間約119万人と未だ深刻な状況にあります。交通事故死者を状態別でみると、全体のうち四輪車が約25%、二輪車が約30%を占めています。交通事故死者をなくすことは、モビリティメーカーとしての社会的責務であり、特にHondaは二輪車を最も多く販売する企業として、二輪車を含むすべての交通参加者の安全の取り組みをリードしていきたいと考えています。

刈川:いきなりゼロというのは難しいかもしれませんが、ここに向けて中間目標が設定されているそうですね。

原田:今から2030年にかけて全世界でHondaの二輪車・四輪車が関与する交通事故死者半減を目指しています。

刈川:Hondaは環境にも人にも優しい企業なんですね。

自分の価値観、譲れないものに早く気付く

刈川:ここからは、夏の就活、まず何から始めたらいいの?ということで、今からできる準備について教えて頂きます。夏に向けてどんなことをしたらいいですか?

原田:大きく2点だと思います。1つ目は「自分の価値観」や「譲れないもの」にできるだけ早く気付けるかどうかです。

刈川:具体的に何をしたらよいでしょうか?

原田:自己分析もそうですが、いろいろな出会いや経験をすることもおすすめです。何でもいいので新しいことにチャレンジしてみると新たな出会いや気づきがあり、思いがけず知らなかった自分について知る機会になると思うんです。新しいことと言っても留学とか企業のインターンとか新たなチャレンジじゃなく、普段やっているアルバイトやゼミの延長で新しい行動をしてみるくらいで良いと思います。

刈川:振り返りをするときに、こういうことを意識した方がいいよ!みたいなアドバイスってありますか?

原田:普段何気なくやっているアルバイトやゼミの活動を振り返って、例えばやりがいを感じる瞬間、逆に逃げたくなる瞬間はいつだろう?などを考えてみてほしいです。自分の強みを活かせる、やりがいを感じる環境を持つ企業に出会いやすくなりますし、自分に合わない企業を見極めることは私たち企業、皆さんにとって良いことだと思います。

刈川:ちなみに原田さんは、ご自身の就職活動のとき、自己分析ってどういう風に行っていましたか?

原田:小学生くらいから人生を振り返り、モチベーションの上下を細かく整理しました。どういう時にモチベーションが上がるか、下がるか。それが自分の価値観で、自分という人間性だと把握していました。自分が部活で落ち込んだ時とか、キャプテンをやったけどうまくいかなかった時とかですね。

刈川:何をしていたかだけでなく、気持ちの動きも記録すると、自分が見えてくるということですね。勉強になります。

多くの会社を見る!

刈川:2つ目のポイントを教えてください。

原田:2つ目は「多くの会社を見てほしい」ということです。非公開情報というふうに我々は呼んでいるんですが、採用ホームページとか企業の説明会などでは伝わらないような社風、働くうえでの実態をできる限りリアルに知ると良いと思います。

刈川:非公開情報はどうやったらくわしく知ることができますか?

原田:社員訪問や企業の独自イベントに参加をして、足で稼ぐのがおすすめです。そしてそれを聞いて感じた、良い・悪いの部分。それをちゃんと自分の中で留めておくと、価値観の気づきにも繋がります。それが必ずこの先の将来、直近では就職活動の手助けになると思うので、ぜひ実践してみてください。

刈川:Hondaでは、この夏どんなインターンシップを予定していますか?

原田:基本的には5日間の開催で予定しています。Hondaではお客様扱いせず、リアルを見せることを大切にしているので、実際に現場をみてもらったり、社員と話してもらったりして、Hondaで働くイメージを膨らませてほしいです。Hondaのユニークな社風も伝わると思います。難しい課題もあるかもしれませんが、我々社員も本気でフィードバックをするので、Hondaを知るだけでなく、皆さんの成長に寄与する5日間になることを約束します。詳細はマイページにて案内するのでご確認ください。

刈川:リアルな現場が見られるのは嬉しいですね。学生さんもぜひチェックしてみてください!

TOPへ戻る

pagetop