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24/11/4 UP
【新社会人のABC】接待 本題は中盤以降に
取引先のキーパーソンを会食などでもてなす「接待」。マネジメントサポートグループの古谷治子代表は「取引先との関係を深める場であることを常に意識しよう」と助言する。
打診時は「今後もおつきあいを続けたいので、ぜひ〇〇さまにごあいさつしたい。時間を取っていただけないでしょうか」などと、目的と相手を明確に伝える。接待相手が役職者なら、同格以上の自社の役職者をセッティングしたい。
成否は、事前準備と段取りにかかっている。会食時の席次、座席への案内や会計などの役割分担だけでなく、誰が何を話すかという話題も事前に決めておきたい。お店を選んだら一度実際に訪れ、トイレの場所や支払い方法なども確認しておくといい。
取引のお願いや要望は、食事やお酒が進んだ中盤以降に。本題を話す時間が足りなくならないよう話題を出すタイミングも慎重に見計らう。2次会は事前に行かないと聞いていても、行く前提で段取りする。展開次第で、行くことになるかもしれないからだ。翌日は朝一番に電話やメールで感謝の気持ちを伝えよう。
「仕事への姿勢や誠意を疑われることがないよう、相手への敬意の表し方に気をつけよう」と古谷さんは話す。
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