2023.06.15学生アンケート調査

2023.06.15【2024卒】学生アンケート調査【5月版】

1.内々定保有、約8割。昨対比大幅増
「これまでもらった内々定の数はいくつか」に対し、「1社以上」78.6%(前回比+12.7pt)と、8割近く。
昨対比でも+14.9ptと大幅増。「現在の就活状況」について「活動終了」は36.6%(前回比+5.0pt)で昨対比+3.2pt。
一方で、「現在の内定先に不満はないが、就職活動を続ける」30.0%(前回比+5.0pt)が、昨対比+11.0ptと大幅増加。

2.目立つ大手志向。就職先へのこだわり「知名度」昨対比大幅増
就職先にこだわることとして、「知名度の高さ」「業種」「企業規模」が昨対比で増加。
特に「知名度の高さ」は昨対比+9.4ptと大幅増。「第一志望群の企業の知名度」は、
「大企業・有名企業」55.6%(前回比+0.1pt)で、昨対比+13.3ptと大幅増。
また、「第一志望群になったきっかけ」について、「インターン参加」25.5%(前回比+1.4pt)、
「就活前からの憧れの企業」12.8%(前回比+5.7pt)がそれぞれ昨対比+5.4pt・+5.7ptと増加。

3.性別による就活格差「女性のほうが有利と感じることが多かった」昨対比増
「性別によって、就活で有利/不利を感じることはあったか」について、「違いを感じたことはない」が
最も多い一方、10人に1人が「女性のほうが有利と感じることが多かった」で、昨対比+3.8ptで唯一増加。

理由・そう感じた出来事
「女性採用枠があることを、座談会の際社員に明言された」(文系・男性)
「男女平等という名の女性優位を感じた」(理系・女性)「企業の女性に対する積極採用が多いと感じた」(文系・女性)
「ある大手企業で、女子学生にばかりリクルーターがついているケースが散見されたため」(文系・男性)等

4.キャリアセンターの利用状況「利用したことがない」3人に1人超
「就職課(キャリアセンター)を利用しているか」について、「利用したことがない」37.9%、
「5回未満」44.4%となった。

利用している理由
「手軽に面接対策ができたため利用した」
「面接練習をしてもらった」
「無料で就活に関する相談ができるから」
「ESの添削や面接対策は就職課のほうが詳しいし、的確なアドバイスをくれるので役に立っているから」
「オンライン面接用のブースがあったから」
「OB検索に利用した」
「一番身近だから」等

利用していない理由
「大した支援を行っているイメージがないから利用しなかった」
「どのような支援が受けられるのかわからなかった。また、就活エージェントで事足りてしまったため」
「インターンシップに自ら参加したりすることでその企業の先輩方と繋がれたりできているから」
「就職課を利用するより、ゼミの先輩方などに相談した方が手っ取り早い」
「大学に行かずとも、オンライン上で手軽にOBOG訪問の依頼をし、完了させることができるため」
「学生への対応が悪い。また、書類添削などは結局、ネットで情報を集める方がためになったため」
「面談予約がいつも埋まっていて取れず、使い物にならないから」
「担当者を指定できず、回によって対応の質に差があったため」等

5.志望動機に影響のでる企業の不祥事「内定取り消し」「働くにあたり直結するもの」はいずれも高い値に
「企業の不祥事・違反・マイナスのニュースで、志望度に影響の出るもの」について、
いずれも昨対比減となったものの、「給与・残業代未払い」「内定取り消し」「長時間労働」は
64.6%・60.9%・62.1%と、未だ6割超え。

影響が出る理由
「しっかりと給料をもらいながら、ワークライフバランスを重視して働きたいから」
「コロナ禍の際に、内定取り消しを卒業直前に行ってニュースになった企業があり、戦慄した。
SNSが普及した今日で、コンプラ意識が低い会社は嫌だと感じる」
「特に内定取り消しに関しては、今年も同じようなことが起きる可能性があるのではないかと不安になってしまうから」
「会社名と自分の価値は連動するから」
「自身が働く身として、他の人に企業名を伝えた時に悪い印象を持たれたくない」等

影響が出ない理由
「企業が一件の不祥事で潰れることや、働くうえで給与改定などには響かないと考えているため」
「大手中心で見ていたので、そこの点は大丈夫かなと思っていたため」等

【サンプル】概要・設問一覧ファイルDL

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