2月11日(火)放送
大和証券 #2
皆藤:前回は、大和証券ってどんな会社?というところを中心にお聞きしましたが、今回は「人事のホンネ」と題して、学生さんが気になる質問やズバリどんな人が採用されているのかについて、伺っていきたいと思います。まず、大和証券の「求める人物像」はありますか?
中川:お客様の大切なご資産をお預かりするので、誠実さや倫理観を求めたいなと考えています。あとは、お客様と接する機会が多いのでコミュニケーション能力や行動力も必要ですが、正直入社してから開発できる能力ではないかと、個人的にはとらえています。金融知識は、学生時代は全くなくても問題ないです。資格やスキルもなくて大丈夫です。興味があったり、魅力を感じているなら、是非チャレンジしてほしいと思っています。
皆藤:興味があることが大切なんですね!
中川:特に証券会社は、経済情勢や市場の動向など、常に新しい知識をインプットし続ける必要があるため、興味がないと入社してからしんどくなっちゃうことが多いと思います。自分の知的好奇心が刺激されるかが大切ですね。もし少しでも関心があって、余裕があれば、新聞やニュースに触れてもらうといいと思います。そこでどんな部分が面白く感じるか、考えてみたり、言語化してみてください。今後の見通しを妄想してもらってもいいですね。その結果は間違っていても、的外れでも全く構わないので、自分で思考して、その過程が楽しめるかどうかが重要だと思います。
皆藤:事前に知識は必要ないということですが、入社後にどう身に付けられますか?
中川:大和証券は若手社員教育が非常に充実していて、5年目に至るまで一貫した教育プログラムを整備しています。ファイナンシャルプランナーや証券アナリストの資格取得も教育プログラムに含まれており、人事部から受験料や外部講義の補助を行っています。1・2年目の社員には、アドバイザーとしてチューターという先輩社員が、一人ひとりにアサインされ、幅広い相談にのってもらえますので、スムーズにプロフェッショナルになっていただけると思います。
皆藤:かなりサポートが充実していますね!
中川:他にも、今の業務で足りないと感じた知識や、今後のキャリアのために学びたいスキルは、世界最大のオンライン動画学習プラットフォームである「Udemy(ユーデミー)」を通じて、身に付けていただけます。1万本以上のビジネス動画が常時更新されていくので、一人ひとりの課題やキャリアビジョンに応じて、学習をデザインすることが可能です。また、毎朝、社内放送で市場の動きや制度の変更を解説しているので、知識は自然とアップデートされていきます。
皆藤:働きながらいろんな知識やスキルがついていきそうですね。
中川:勝手についてきますね。流れ込んでくるので。
皆藤:素晴らしいですね!そして「学生のうちからやっておいた方がいいこと」をアドバイスするとしたら何かありますか?
中川:お客様との会話の引き出しとなるようなことを経験しておけるとよいと思います。例えば、健康、グルメ、旅行、歴史、などです。私は学生時代に京都の祇園でアルバイトしていたことがあり、旅行に行くというお客様には、今の季節であれば、鰤やあんこう、京野菜の海老芋、大根などをお勧めして、喜んでいただいた経験があります。歴史は、、、もうちょっと勉強しておけばよかったなと後悔しています。経営者のお客様の社長室に通していただくと、よく偉人の名言の掛け軸が飾ってあったりするんですよね。キョロキョロしていると話を振っていただくこともあるのですが、自分が全く詳しくなくて、話題を全然広げられず。大学受験のころは結構得意だったのに、、、と歯がゆい思いをしたことが何度もあります。
皆藤:歴史というのは頭に入っていたり、好きだと活かせますね!
中川:拾える話題が増えるんじゃないかなと思います。それでお客様とのアイスブレイクにも繋がりますし、お客様もシンパシーを感じやすいと思います。
皆藤:そして、会社選びに悩んでいる学生もたくさんいると思います。そんな学生にはどんなアドバイスをしますか?
中川:過去ではなく、未来から逆算して会社や仕事を考えてみては、とお伝えしています。多くの学生さんが、今大学で学んでいることに関連付けた就職活動をしていると思いますが、社会人の期間は長く、30年、40年、場合によってはそれ以上続ける可能性もあります。これを大学生の時の価値観で決めるのは非常にもったいないのでは、と感じます。ビジネスパーソンとして、一人の人間として、50歳、60歳の姿を想像して、「こんな大人になりたい」と未来から仕事を選ぶことも、大切だと思います。大学の専攻や得意科目だけで一生を決めずに、悩んでいるのなら視野を広げてみるといいのではないでしょうか。
皆藤:確かに考えたら、何十年先までの話ですもんね。他にも学生さんを見ていて「もったいない」と思うことがあるそうですね?
中川:最近の学生からは全国転勤にネガティブな声を聞くことが多く、もったいないと思っています。自分では選ばないであろう場所で働くと世界が広がって、価値観が変化しますし、特に最初の赴任地は自分にとってかなり特別な場所になります。私は最初の配属が名古屋で、ビジネスパーソンとしてゼロから育ててくれた場所として第二の故郷のように感じていますし、いまだに新幹線で通るだけでも気分が高揚します。あとは、首都圏以外だと通勤の楽さが段違いですし、地元のものを安く食べられたりして、QOLが飛躍的に上がります。同じ場所に住んでいると、モチベーションが変化しづらいので、転勤については是非ポジティブに捉えてほしいなと思っています。
皆藤:中川さんが各地でいろいろな楽しい思い出があったということは、それだけ会社でのお仕事も楽しかったということですよね?
中川:赴任地での生活も楽しかったですし、仕事の思い出は数えきれないくらいあります。これは場所が変わっていることで、感じられたのではと思っています。
皆藤:最後に就職活動をしているみなさんへ、メッセージをお願いします!
中川:就職活動とはマッチングの場である、と頭の片隅で覚えていただきたいなと思います。自分にとって合う会社というのは当然一人ひとり違いますし、逆に合わない会社もたくさんあるはずです。お互いが合うと感じて採用に至るわけなので、仮になかなか内定に至らなかったとしても、ただ合わなかっただけです。決して悲観する必要はないです。我々もできるだけありのままの姿をお見せしていますので、皆さんもできるだけ自然体で自身のことを表現していただいて、お互いによいご縁があるといいなと願っています。