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1月28日(火)放送 
住友商事 #2

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住友商事の『WILL選考』とは

皆藤:今回は人事の本音と題して学生さんが気になる質問や、ずばり、どんな人が採用されているのかについて伺っていきたいと思います。
最近では入社してから、どこに配属されるかわからない、いわゆる配属ガチャが不安という声がよく聞かれるそうですね。住友商事ではその不安を解消する新しい採用制度を始めたそうですね。

佐々木:この春の採用選考から、住友商事が『WILL選考』というものを始めました。これは、所謂配属先決め選考です。
私が去年から採用チーム長として、学生さんとコミュニケーションを取らせていただく中で、総合商社に入社したら、配属先でどんな仕事をするか、なかなかイメージがつかないから、入社するのに不安だという声をたくさんいただきました。やりたいことが明確な学生さんに対しては、その意志(WILL)を尊重するような選考プロセスが必要なのではないかと考え、この春からWILL選考というものを新たに立ち上げました。

皆藤:学生さんからの評判はいかがですか?

佐々木:具体的にやりたいことがあるという学生さんからは、そのような選考プロセスがあるから住友商事受けましたという声も多くいただいておりまして、来年度(26卒新卒採用)もやりたいなと思ってます。

皆藤:OPEN選考とWILL選考だと、どんな違いがあるんですか?

佐々木:面接プロセスとしては、最初の面接に特に大きな違いはありません。ただ、WILL選考の場合は、募集している部署の責任者に、面接プロセスのどこかに入ってきてもらって、学生さんをしっかり見てもらって、マッチングを図るという形になりますので、そこが大きな違いです。

皆藤:どういう人がWILL選考に向いていますか?

佐々木:一概には言えないですが、総合商社に入ってやりたいことが明確にある方に、向いていると思います。例えば大学院で水素の勉強してるから、住友商事の水素ビジネスに興味があり、それ以外の部署にはあまり興味がないといった場合は、WILL選考を受けていただいた方がいいと思います。
他方、総合商社には、いろいろなビジネスがあるから、さまざまなことに興味がある方はOPEN選考を受けていただけたらと思います。

住友商事が求める人材

皆藤:では気になるのがどんな人が内定をもらっているのかです。“100年を拓く、挑戦を。”というのが、採用のキャッチコピーだと伺いましたが、具体的にはどんな人と一緒に働きたいですか?

佐々木:一つに絞るのは難しいのですが、『ラーニングアジリティが高い人』です。仕事の中で、たくさん成功も失敗もすると思うんですよね。その中で、迅速に学びながら、その学びを成果につなげていけるような人が、住友商事が、求めているベースラインかなと思っています。

選考時のアドバイス

皆藤:では、佐々木さんから人事目線で選考のアドバイスをお願いします。

佐々木:面接は非日常なので、すごく緊張して入ってこられる方が多いです。採用チームで面接官への説明会を実施しているのですが、面接官の皆さんには面接時にまずはアイスブレイクをしてください。面接官自身が自分のキャリアを紹介しながら自己紹介をしてください。というような話をしています。
学生さんにも、住友商事の面接官のことを知ってもらって、お互いが同じ目線でお話ができるような場を作るようにしています。
ですので、学生さんもある程度自分で話すことは、まとめてくると思いますが、素の自分を出していただけたらなあ、と思っています。
私が住友商事の選考を受けた時は、面接官にサークルでキャプテンやっていた話をしたんですが、あまり面接官が興味なさそうだったんですね。 でもある時、『体育会にも入ってないのに、すごくいいガタイしてますね。』と言わたので、『僕、旅館でお皿洗いのアルバイトをしていて、修学旅行生のお皿とかパン箱に入れて運んでいるので、上腕二頭筋が発達したんです』と話をしたら、すごくそこに食いついてくれて、そこで自分らしさが出てきて、住友商事の面接がうまくいった経験があります。
ですので、とにかく飾らずに、自分自身のありのままの姿をお話いただいて、住友商事に合うのかを、確かめに来てもらいたいなと思っています。

皆藤:では、他に佐々木さんが就職活動をされていた時に、やってよかったことや、もっとやればよかったなと思うものってありますか?

佐々木:就職活動の時は、松井秀喜さんの『不動心』って本を読んでいました。
松井さんも名プレーヤーですけれども、大きな怪我を経験して、くじけそうになったものの、ブレない心でメンタルコントロールをしながら常に平常心でいることを心がけたことが本には書かれています。
それを面接の前に読んで、自分を落ち着かせたりとかしていました。それは、やってよかったことだったと思います。
あとはもっとやっておけばよかったことは、学生時代に、もっともっとチャレンジをしておけばよかったと思います。学生時代は、結構怠け者だったので、稼いだお金で例えば海外にもっと行っておけば良かったとか。いろんな人たちがいる場にもっと積極的に出ていけば良かった。など、今になって考えれば、もっとできたかなと思います。

皆藤:では最後に就職活動している皆さんへメッセージをお願いいたします。

佐々木:私が、学生の皆さんに伝えたいのは、充実した学生生活を送ってください、ということに尽きます。
就職活動もその一部ですし、就職活動を通して様々な出会いがあると思います。就活だけではなくて、学業や、アルバイト、仲間達との交流などを大切にしながら日々を過ごしていただいて、その学生生活を我々にも教えてほしいです。

そして、輝いている姿を見せていただいて、我々も住友商事に来ていただきたい人材なのかを考えたいですし、学生の皆さんにも、住友商事は自分が活躍できるフィールドなのかということを確かめに来て欲しいと心から思っています。
体に気を付けて、就職活動を続けていただければと思いますし、皆さんとお会いできることを心から楽しみにしています。ありがとうございました。

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