12月17日(火)放送
富士フイルム #1
皆藤:福島さんは、入社されてからどのくらい経つんですか?
福島:2008年に入社したので、現在17年目になります。
理系出身で、技術系の職種で11年間業務行ったあと、2019年に人事部に異動して5年経ちました。
皆藤:きょうは、福島さんに富士フイルムの取り組みや社内の雰囲気などをお聞きしたいと思います。
はじめに、富士フイルムの事業内容について教えてください。
福島:1934年に富士フイルムは創業しまして、今年90周年を迎えています。
はじまりは写真フィルムなのですが、その写真で培ってきた技術を生かして、
現在では、医療機器やバイオ医薬品の開発・製造受託を行う「ヘルスケア」、
半導体製造用材料などの「エレクトロニクス」、オフィス機器、ITソリューションサービスなど
を扱う「ビジネスイノベーション」、最後に写真関連の「イメージング」と
幅広い4つの領域で事業を展開しています。
皆藤:いろんな業界にリーチしていますが、今、福島さんが一番注目している領域はどこですか?
福島:どれも重要で面白い領域にはなりますが、やはり今力を入れているのはヘルスケアの領域でしょうか。
実は、創業した2年後には、当時流行っていた結核を診断するレントゲンフィルムを製品化していたのですが、現在は、診断だけでなく、予防、そして治療まで手掛けるトータルヘルスケアカンパニーとして知られています。そして現在は、医薬品の主力になりつつあるバイオ医薬品の開発・製造受託などに力を入れています。
皆藤:富士フイルムの公式サイトによると、今年1月、グループ全体の目指すべき指針として、「地球上の笑顔の回数を増やしていく」と発表しています。これは、実際に業務にはどのように反映していると思いますか?
福島:当社が大切にしているのは、事業を通じた社会課題の解決です。そしてこの社会課題の解決を通じて、地球上の笑顔の回数を増やしていくことを目指しています。
例えば、富士フイルムは医療機器メーカーではあるのですが、単に医療機器を開発・販売するだけでなく、寿命の短い新興国に、健診文化を根付かせるために、健診センター「NURA」を開設しています。インドからスタートしたプロジェクトですが、昨年はモンゴルにも健診センターを開設しています。この開設には、1年目の社員が大きく関わっており、若いうちから大きな仕事に挑戦できるのが魅力の一つでもあります。
皆藤:若手の社員も大きな仕事に挑戦できるんですね!
福島:若いうちから、身の丈より少し大きな仕事と言ったりするのですが、その大きな仕事に挑戦してもらうことにより、オーナーシップをはぐくんでもらうことを大事にしています。
上手くいかないこともあるかもしれませんが、しっかりと上司や先輩がフォローして、後押ししてくれる環境があるので、安心して取り組んでもらいたいなと思っています。
活躍の場も、先ほどのNURAのように、日本だけでなくグローバルに広がっています。
皆藤:富士フイルムさんというと、やはり「イメージング部門」であるカメラを想像される方も多いと思います。
私の目の前に手のひらサイズの可愛い機械があるんですけど、こちらは何ですか?
福島:インスタックスチェキはご存じかと思いますが、こちらは、スマホで撮影した画像をチェキプリントできるスマホプリンター「インスタックス・ミニ・リンクスリー」になります。
3世代目になりますが、Link3は、さらに「遊べるスマホプリンター」に進化しています!
専用アプリを使ってARエフェクトで自由に空間を彩り撮影できる「instax AiR Studio(インスタックス・エアー・スタジオ)」という機能や、フォトブース感覚で連続撮影からコラージュプリントまで作れる「Click to Collage(クリック・トゥ・コラージュ)」という機能が搭載されています。
ぜひ、「クリック・トゥ・コラージュ」という機能で撮影させてもらえればと思います。
6ショット実際に撮れるのですが、ぜひ3秒間隔で撮れているのでお願いします!
皆藤:プリンターがピンクに光り出しました!!早いですね〜〜!真っ白な状態から、写真が浮かんでくるんですね。
手のひらサイズの通常のチェキのところに出てきているんですが、スマホで撮っても、プリントアウトせずに、そのまま忘れ去られてしまうことも 多いので、いいですね。たのしい!
福島:実際は今ひとりだけを撮ったのですが、複数人でインカメラで撮ることもできるので楽しいと思います。
皆藤:この小ささだったら、どこにでも持っていけますよね?
福島:ぜひ、思い出を共有してもらいたいと思います。
皆藤:最後に、ここで来週をちょい聞き!
ズバリ福島さんにお聞きします。
「富士フイルムが仲間にしたいのは、どんな人ですか?」
福島:自分の強い想いを持っている人です!