12月10日(火)放送
日立ソリューションズ #2
皆藤:前回は、三柴さんに、日立ソリューションズってどんな会社?というところを中心にお聞きしましたが、今回は「人事のホンネ」と題して、学生さんが気になる質問やズバリどんな人が採用されているのかについて伺っていきたいと思います。
まずは、採用の部分ですが、日立ソリューションズでは、どんな職種がありますか?
三柴:社員の約8割はシステムエンジニア職となります。営業職や財務・調達・人事などの、スタッフ職もいます。
皆藤:システムエンジニアということは、選考ではやはり理系の学生さんが有利なんでしょうか?
三柴:そんなことはありませんが、情報系の方は、ITアーキテクチャや、プログラミングなど、大学時代に勉強したことを活かして業務に取り組めます。
また、理系・文系の方でITを勉強されていなかった学生さんもIT技術に一度触れていただいたうえで、ITへの興味・感心が高く、それを学び続けられる方であれば、活躍・挑戦できる環境が整っています。
皆藤:文系出身のシステムエンジニアの方も活躍されているんですね!
三柴:パソコンに向かってプログラミングをする。ということよりも、お客さまからの相談を受けて、真の課題をみつけ、お客さまの課題を、当社のソリューションやサービスで解決していく。というお仕事になりますので、お客さまとのコミュニケーションも重要になってきます。
また、システムエンジニアは、チームで働いていきますので、メンバーとのコミュニケーションも重要です。
このため、協力して誠実に行動するマインドや、ロジカルに伝える力、表現する力は文理問わず必要です。
皆藤:実際、「ITに興味関心がある方」というのは、選考ではどの程度を想定しているんですか?
三柴:そうですね、企業秘密・・・というまでは言いませんが、まず、IT業界をめざすのであれば、IT技術や業界の動向だったり、システムの動作の仕組みを知り、触れてみて始めて、興味がわいて仕事にしていきたいと思うと思うんですね。
ITにどれぐらい興味・感心があるというのがマインドだけでなく、どのような行動を取っているかは重要です。
当社は、プレエントリーされた方向けに、独自イベントとして月2回、30分ほどのIT塾というものを開催し、勉強する機会を設けています。どこから手を付けてよいか分からないという方もいらっしゃいますので、気軽に参加してもらえればと思います。
皆藤:では、他にも面接で見られるポイントってありますか?
三柴:当社が成長していくには、当社のビジョンに共感したうえで、自らが成長し続け、事業成長に貢献していくような、会社との選び・選ばれる関係性が重要と考えています。
そしてシステムエンジニアは業界の変化が早い。という点と、チームで仕事する機会が多いので、自律的に学び続けられるのか、ひとつの目標に向かって、チームメンバーと協力して誠実に行動できるどうかです。
大学時代の勉強や体験を通して、どのような目的やゴール意識をもって、どのように周りを巻き込んで取り組んできたのかは知りたいですね。
皆藤:では、就活生が今日からできるアドバイスをお聞きします。ズバリなんでしょうか?
三柴:わたし自身の話になってしまうのですが、自分自身どんな職種があうのか、ちょっと迷いながら就職活動をしてきましたので、業界研究だけではなく職種研究もきちん行って「どんな仕事をするのか」や、「どんなキャリアをつめるのか」はしっかり調べていただきたいと思います。そして、業種をしぼったら、いろんな企業を調べて比較するということが大切です!
また、大学生活を送るときに、普段の生活にちょっとした目標や、目的意識をもってみてください。「なぜこれをやるのか」を、いろんなときに考える癖をつけるといざ面接でどんな質問がきても、自分の考えをもって話せるので、強いと考えています。
人事はですね、成果はもちろんですが、なぜこれを目標にして、どうやって叶えてきたのかを、そのプロセスを知りたいんです。これをしっかり伝えられるように練習するといいですよ。
皆藤:では、最後になりますが就職活動をしているみなさんへ、メッセージをお願いいたします!
三柴:就職活動をすると、なかなか自分の思い描く通りにならなかったり、悩むことも多いと思いますが、是非ご自身の納得いくまで、就職活動をやりきってください。その結果、当社にご縁があったら大変嬉しく思います。