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23/02/06 UP

【注目 キーワード】【GPIF 年金の一部 長期・分散投資】 / 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)(スペシャル2月号)

 私たちの老後の生活を支える公的年金。その一部を管理・運用しているのが「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)だ。株式や債券に長期・分散投資することで安定的な収益を目指し、将来世代のためにお金を増やす役割を担う。運用資産は約189兆円(2022年12月末)に上り、世界最大級の機関投資家とも呼ばれる。

GPIF 年金の一部 長期・分散投資…年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
企画部企画課長 長岡紘史さん

 GPIFは、国民年金や厚生年金の一部を積立金として運用し、将来世代のためにお金を増やす役割を担っています。現在の運用資産は約189兆円で、運用を始めた2001年度からの累積収益額は約100兆円に上ります。約20年間で資産が倍になった計算です。

 日本の年金制度は、働いている現役世代が納めた年金保険料を、その時々の高齢者世代に給付する「賦課方式」です。今の現役世代が将来受け取る年金は、子供や孫の世代が将来納める年金保険料で賄われます。年金は「世代間の支え合い」で成り立っている制度なのです。

 しかし、国内では少子高齢化が進み、現役世代からの年金保険料が少なくなるため、将来の年金原資の確保が大きな課題です。このため、GPIFが今のうちに年金の一部を運用して増やし、不足分を補う仕組みになっています。

 運用は「長期」「分散」が基本です。現在の基本ポートフォリオ(投資割合の内訳)は、国内の株式と債券、外国の株式と債券に分散投資し、それぞれの割合がおよそ25%ずつになるよう設定されています。短期で見れば収益がマイナスになることもありますが、長期的に見れば世界経済は成長していくことが見込まれており、その成長の果実を収益として取り込むのが狙いです。年金は国民全体の大切な資産なので、最小限のリスクで安定的な収益を確保することが何よりも重要なのです。

 国民年金の保険料を納めている学生は、すでに制度の支え手側にいます。年金の仕組みや運用状況がどうなっているのか、関心を持ってほしいテーマです。

注目 キーワード 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) 注目 キーワード 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)

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