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薬学生のためのコミュニケーション講座

第7回分かりやすく話す

第7回分かりやすく話す

わかりやすさのポイントは、声の要素+順序立てて話すこと

第7回動画

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●会話の結論を見すえて話そう
「発音・発声テクニック」でお話ししたように、(1)大きく(2)明るく(3)できる限り明瞭に(4)自分の個性を生かした声質で話すことが、「わかりやすさ」の大前提になります。もうひとつ、相手が理解しやすいように、順序立てで話すことも大切な要素です。
わかりやすさ=声の要素+順序立て
組み立て方をアナウンサーのケースで説明しましょう。私たちは、常に「持ち時間」を頭に入れて話すようにしています。例えば裁判の判決報道を伝える場合は次のようになります。
時間がない⇒結論を先に話す

いつどこで話が終わってもいいように、結論を先に話します。持ち時間が1分しかなければ、有罪か無罪かをまず明確にし、時間が許す範囲で補足説明をします。

時間がある⇒状況や理由を説明してから結論を話す

持ち時間が10分ある場合、裁判をとりまく状況、裁判官の言葉、被告の様子などを伝えてから結論を伝えます。

一般の会話では、あまり持ち時間を気にすることはないでしょう。しかしアナウンサーや一般の方に関わらず共通しているのは、伝えるべき結論をしっかりイメージして話すということです。例えば、話しているうちに会話の迷子になってしまい、「あれ? 何を話そうとしていたんだっけ」という経験がありませんか? 患者さんやお客さんと対面しているときにこういうケースに陥ってしまうと、相手に不信感を与えることになりかねません。一般会話でも会話の着地点を意識しながら話すことが大切なのです。

●会話の結論を明確にすると端的に伝わる

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次回は、
第8回 聞きやすく話す・聞く力をつける(07/12更新予定)

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講師プロフィール(文化放送アナウンサー)

1978年文化放送に入社。数多くのラジオ番組を担当する一方、 日本テレビの「全国高校生クイズ選手権」などテレビ番組のナレーションなども担当、 バンブー竹内のニックネームで多くのリスナーに愛され支持されています。

印象

言葉づかい

やりとり

面接に役立つ総まとめ

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