学生から根強い人気の金融業界。
特に、投資など資産運用への関心が高まる中、証券業界はより注目を集めています。
大和証券グループは、リテール部門・ホールセール部門・アセットマネジメント部門・投資部門を中核に据え、日本全国181の店舗網による国内基盤と、世界24カ国/地域を拠点としたグローバルネットワークを有する日本有数の総合証券グループです。
採用担当の中川氏はこれからの大和証券グループについて、次のように話します。
「今、金融業界全体が、大きなパラダイムシフトを迎えています。少子高齢化や人生100年時代の到来、社会情勢の変化が複雑に絡み合い、お客様の投資ニーズも一層多様化しています。そのニーズに応えるため、充実した店舗網に加え、A I・ビッグデータをはじめとしたテクノロジーをビジネスに活かす取組みにも力を入れています」
従来の伝統的証券ビジネスをコアとして、シナジーの見込める新規事業、すなわち「ハイブリッド型総合証券」へと領域を広げ、既存事業との相乗効果によるグループ全体の収益性向上を実現し、金融業界のイノベーションを創出に向けた挑戦を続けているとのことです。
同社はワーク・ライフ・バランスへの先進的な取組みでも有名です。「プロフェッショナルとしてお客様に最高のサービスを提供し続けるためには、社員が高いモチベーションを持って仕事に取り組む事ができる“働きがいのある会社“でなければならないと考えています。社員一人ひとりのチャレンジ精神や仕事への活力を生み出すことができるよう、仕事と私生活の調和の実現に向けて積極的に取り組んでいます。大和証券グループでは業務時間の管理を徹底しており、社員は、その空いた時間を利用し、英会話や資格取得の勉強など自己研鑽に励んでいます」
大和証券グループは、他社と合併などをせず、単独で120年以上続いている会社。社員を大事にする伝統があり、新入社員をきちんと育てて、長く働いてもらおうと考える風土があるそうです。そのような社風も、学生に魅力的に映っているのでしょう。「社員だけではなくその家族も大切にしています。近年はオンラインになりましたが、毎年、職場に家族を招待し、会社を身近に感じてもらうためのイベントを開催しています」
金融の仕事は、専門知識が不可欠。最近は海外資産を組み入れたものや、デリバティブ(金融派生商品)を用いた複雑な仕組みの商品も増えており、入社後の勉強が必須だそうですが、大和証券グループにはこれを促進する会社からの手厚い支援があります。
「当社の競争力源泉は“人“です。一人ひとりの個性、スキルや経験、働き方が会社の成長に直結しています。大和証券では、とくに若手育成に注力しており、“証券ビジネスのプロ“として習得すべき基本知識・スキルを身につけるために、入社後2年間の基礎教育「ダイワベーシックプログラム」、ダイワベーシックプログラム修了後も5年目まで部門ごとの専門性を高める研修「Q-Road」を実施しています。
面接では現時点での知識については問いません。それ以上に“学びたい、成長したいという意欲“を重要視します。
またCFP、証券アナリストなどの資格取得を推奨しています。お客様に満足いただく提案をするためには高度な専門知識が不可欠です。当社では19時前退社にみられるように、効率的な働き方を励行することで生まれた時間を、自己研鑽に充てられるようにしています。
また事前学習ツールや受験料などの費用も補助しています」
証券会社の仕事は、お客様のライフプランにまつわる提案をすることもあり、知識はもちろん、お客様に信頼される人間性も必要です。中川氏は、求める人材像について以下のように語ります。
「証券会社が取り扱う金融商品は、変動商品がほとんどです。だからこそ、社員はお客様に心から信頼してもらえるような誠実な人物でなければなりません。それに加え、自分の目標をしっかり立てて、それに向かってやり抜く熱い気持ちを持った人は、この業界で活躍できると思います。雇用のミスマッチは学生の皆さんにとっても、企業にとっても不幸なことですから、学生の皆さんには多くの企業を回り、自分の目で“仕事の本質“を確かめてもらいたいですね。証券業という仕事に興味があり、やってみたいという方には、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。」