●財務データ編[Training6]「経営効率」の高い奴はテクニシャンだ!小柄でも侮るな!借り物のデカさに惑わされるな!トレーニングも進んできた。みんな、調子はどうだ? いくら総資産が「でかい」といっても、その中には“借金”も含まれている。借り物のデカさに惑わされるな!効率よく動き回る“テクニシャン”こそ狙うべき相手なのだ。 必殺技の名前は「R・O・A」そのテクニシャンを見抜く必殺技、それが「R!O!A!」だ!この技の正式名称は、「Return On Assets(リターン・オン・アセット)」、読んで字のごとく、アセット(総資産)に対するリターン(当期純利益)だ。ROAは%で表され、経営の効率を表す指標となる。 値が大きいほど効率良く会社を経営出来ている証拠、つまりテクニシャンというわけだ! これでキミも、借り物のデカさにビビらずに、相手に立ち向かえるはずだ! POINT
似た名前の必殺技「ROE」は、借り物のデカさに惑わされやすい?ここで、少し詳しい人は「あれ?ROEっていうのもなかったっけ?」と思うかもしれない。 少し紛らわしくなるので、トレーニングにつかれた人は読み飛ばしてしまって構わないぞ! そう、このROEも同じく「経営の効率性」を見る指標だが、実は注意が必要なのだ! ROEは「Return On Equiry(リターン・オン・エクイティ)」の略称。エクイティ(株主資本・自己資本)に対するリターン(当期純利益)のこと。 例:総資産3000万の会社A・B ROEに関係するのは資本のみ。負債は関係ないので、負債が少ないAの方がROEが低く出てしまう。 つまり、ROEは、借り物のデカさに惑わされやすいのだ。 POINT
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