将来の成長性を見込んでIT業界をメインに企業を探していました。少子高齢化などの理由から日本の生命保険業界の将来を少しネガティブにとらえていましたが、ソニー生命で働く知人から会社の話を聞いて大変興味を持ちました。顧客目線を徹底して合理的な生命保険と質の高いコンサルティングを提供していること、ソニーグループ内での独創的なグループシナジーを展開し始めていることなど、それは従来の金融イメージとは全く異なるもの。調べれば調べるほど、ソニー生命の可能性に惹かれていきました。
当初はITコースを希望していましたが、選考の中で面接官から総合コースのように会社の課題に対して提起をしていくような企画メインの業務が向いているのではないかと言われて納得。最後は長期的な視点に立ってさまざまな業務を経験できる、総合コースでの入社を選択しました。
キャリアの開始は代理店営業からでした。当社では、代理店営業職をサポーターと呼んでいます。ソニー生命の理念に共感するパートナー(代理店)を開拓・育成する業務で、4ヶ月間におよぶ専門研修を受けた後、名古屋にある東海・北陸営業部に配属されました。しばらくは先輩について回りながら仕事をおぼえ、2年目から少しずつ自分の担当を持つようになりました。
ソニー生命ではサポーター個々の意志がとても尊重されていて、パートナーを成長へと導くプロセスは各人に任されています。私の場合は、最初はパートナーに向けたセールスサポートに注力し、関係が深まるにつれ経営者に対するビジネスサポートを増やしていきました。最近では、保険代理店に限らず税理士法人や不動産業者などとのアライアンスにも取り組んでいます。
サポーターとして心がけてきたことは、つねに相手目線に立つこと。パートナーの課題を一緒に解決し伴走していくことが、ひいては大きな成果につながるものだからです。上司から教わった「現状分析→仮説→実施→検証」のフレームワークも大切にしてきました。結果に一喜一憂せず、長期的な視点でものごとをとらえ行動する習慣が、3年間の仕事をレベルアップさせてきたと感じます。
2022年10月にスタートした「トータルライフプランニング」は、パートナーからも高い評価を得ています。単なる商品とシステムの話ではなく、ソニー生命がお客さまや社会に対して、これからの時代に即した新しいソリューションを提供するんだという強いメッセージが込められたものだったからです。まさにソニー生命らしいチャレンジだと、私自身も誇らしく感じました。
もちろんお客さまからの評判も上々です。変額個人年金保険「SOVANI*」は長期の資産形成と合理的な保障をめざした商品で、“かゆいところに手が届く”自由さがうけて予想以上の反響となりました。「GLiP」はAIを用いた最新のライフプラン分析システム。住宅価格や教育費などリアルデータを反映させながら、スマートフォンアプリを使ってお客さま自身でもシミュレーションできるのが何とも画期的です。
パートナーを通して伝わってくるお客さまの声を丁寧に拾い集め、より良い提案につなげていくのが私たちの役割。パートナーも含めた全社一丸の取り組みは、まだ始まったばかりです。
- *「変額個人年金保険(無告知型)22(無配当)」および「一時払変額個人年金保険(無告知型)22(無配当)」のペットネーム です。
現在は法人戦略部を兼務し、新規事業の立ち上げやソニーグループとの協業に関わり始めました。大きな視点でビジネスをとらえゼロからつくりあげていくことは、とても面白く刺激的です。今後の営業活動にもたくさん応用できるものがあると感じています。
今後は、サポーターとして培った経験や知識を会社とグループの成長戦略に活かせる仕事に携わりたいと思っています。入社前に感じたソニー生命のポテンシャルは、ほんの一端に過ぎません。もっともっと大きな役割を社会や人々に果たせていけるよう、取り組んでいきたいと思います。