- 就職活動の記憶「公務員という選択」
- 2024/02/28
人気シリーズ、就職活動の記憶です。
このシリーズは、私が大学生の時に民間企業へ就職するために行った実際の就職活動の記憶をたどり、採用担当の立場になった今、当時の行動を改めて考えるものです。
過去のブログで私は、最初に内定をいただいた企業への就職を決意し、6月末に就職活動を終了する道を選びました。しかし正直、その時は妥協のような気持ちもありました。就職活動をどのタイミングで終わりにするかは、個々の判断に委ねられており、皆さんもこれから就職活動を行うなかで同じような場面があるかもしれません。
私は現在、那須烏山市役所で転職して働いているわけですが、実は学生時代から市役所で働くことに対する興味も抱いていました。「地元で働くなら市役所がいいな」と思っていたのですが、第1次試験の筆記試験での合格は難しいと思っていたため、実際に市役所は受験しませんでした。
皆さんのなかにも、私と同様に「筆記試験が不安」「合格には一定の点数が必要だろう」と感じている方がいると思います。しかし、それが全てではありません。今年度の本市の採用試験の事例を少し紹介します。
2次募集では、第1次試験でテストセンター方式、第2次試験でWeb面接、第3次試験で最終面接(対面)を実施しました。第1次試験の合格基準点は半分より低い点数です。「意外」と思う方も多いのではないでしょうか。理由の一つに、本市は人物重視の採用をしているからです。第2次試験以降の面接を重視しました。また、本市は1次募集で不合格になっても、2次募集に応募可能としています。
学生時代の私は「どうせ受からないだろう」と思ってしまっていましたが、それは自分の可能性を狭めてしまう行動だったと今では思います。
3月1日以降、2025年春に卒業予定の大学生・大学院生の就職活動の広報が解禁されます。那須烏山市の採用試験情報はまだ未定ですが、随時お知らせしていきますので、お待ちください。
また、今までは、私の就職活動の経験をメインに紹介していましたが、那須烏山市役所や業務の紹介を徐々に増やしていきたいと思います。ご期待ください。