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SMBC日興証券株式会社

  • [設立]]
    2009年6月
  • [資本金]
    100億円
  • [従業員数]
    9,255人
    (2022年9月30日現在)

小林 玲子

Reiko Kobayashi

私の経験と学びを、
次代を担う人たちに伝えたい

社会人になる時、私には自立した大人として歩んでいきたいとの強い思いがありました。金融業界、その中でも証券会社の営業職を選択したのはそのためです。首都圏の支店に配属されリテール営業を担った当初は、わからないことばかりで、先輩の横で必死にメモを取り、質問を重ねました。ようやく独り立ちしてお客さまを訪ねても、世間話はできるものの、資産運用やマーケットのご相談はいただけないということもありました。そこで私が大切にしたのはコミュニケーションです。お客さまに「なるほど」と思っていただける話ができれば、お客さまからも「私はこう考える」という話が聞けるため、お互いにとって会話は価値のあるものとなっていきます。私は社内でも先輩や同僚とのコミュニケーションをしっかり取ることを心がけました。振り返れば、それが私の成長エンジンでした。

入社3年目に金融市場トレーディング部に異動し、機関投資家向けに債券のセールス業務を担いました。金融のプロフェッショナルが集う世界です。私はここでも上司、先輩や同僚はもとより、他部署のスペシャリストや、投資家の方々など、社内外でコミュニケーションを深めることを追求しました。そこから得る生きた情報こそ、私の価値を高めるものだと考えたからです。

マーケット部門での勤務は11年半に及びました。この間に3人の子どもを出産、それぞれ1年ほど育児休業を取得し、復職しました。子育てと仕事の両立は試行錯誤の連続ですが、夫の協力や上司・同僚の理解もあって、前向きに取り組むことができました。

転機が訪れたのは、入社して十数年が経った頃でした。上司からそろそろ管理職として働いてはどうかと勧められたのです。確かに後進を育てるのは重要な仕事ですが、今後のキャリアについて上司と面談する中で、マーケット部門に限定せず、私のこれまでの経験を活かし、会社に貢献できることはないかと考えました。

私はこれまで、リテールとホールセールの両方を経験し、社内外で多くの方との対話を重ねてきました。そんな私には、証券会社が担う社会的役割やその意義、そこに集う人々の魅力を伝えることができると思い至ったのです。それを学生の皆さんにお伝えし、会社の将来を担う魅力的な社員を採用するという仕事には、大いにやりがいがあると考えました。そうして2022年4月より、人事部採用課の課長を拝命しました。今私が学生の皆さんに伝えたいのは、自分らしく、そして少し欲張りになって働こうということです。もしできないことがあったら、できるように一緒に会社を変えていきたい。自分たちこそ次の時代の会社の主役だと信じて、仲間に加わってほしいと思います。

Career Timeline

2008

自分の可能性を拓くことができる世界だと思った

英文学専攻だった私が証券業界の営業職を選んだのは、プロフェッショナルの世界だからこそ自立した人間に成長できると感じたから。自分らしく、自分で決断して前に進んでいきたいと思った。

2010

リテールからホールセールへ 学び続ける日々

支店でのリテール営業を2年半経験して2010年秋にマーケット部門に異動。環境はまったく変わったが、本質は同じだった。信頼関係を築き、お客さまからも学びながら成長し、より貢献していくことだ。

2014

3人の子供を育てながら自然体でできることを全うする

2014年、2017年、2020年と出産し、育児休業を取得。同じワーキングマザーである先輩から、「子育てをしながら働くのは特別なことじゃない。自然体でできることをしなさい」という言葉をかけられ、肩の力が抜けた。

2022

次のキャリアとして自ら選んだ人事部採用課

リテールもホールセールもやりがいがあり、どちらにも目標となる上司や先輩の存在があった。人材の大切さを実感し、会社の次代を背負う人材を見つける仕事がしたいと思った。

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